KDDI攻める!通信会社と予約サイトが遂に提携!!
昨日の15時過ぎ、突如このような発表が!?
[blogcard url=”http://jp.techcrunch.com/2017/02/07/relux-exit/?c=113147194022725109″]
いやー、コレはビックリ!!
KDDIは2月7日、会員制の宿泊予約サイト「Relux」を運営するLoco Partnersと株式譲渡契約を締結したことを明らかにしました。
今後は2月末をめどにLoco Partnersの過半数の株式を取得し、連結子会社する方針です。
【Loco Partnersとは?】
2011年9月の設立。代表取締役の篠塚孝哉氏は、2007年にリクルート旅行カンパニーに新卒入社。大手宿泊施設の企画やマーケティングを担当したのちに起業。
Loco PartnersはこれまでリクルートホールディングスやKDDIなどから出資を受けている。
Reluxは、日本から厳選した一流の旅館やホテルを掲載した宿泊予約サイトです。
現在は65万人超の会員を保有しており、宿泊施設の品質に加えて 満足度や最低価格の保証・会員限定特典などを特徴としています。
最近では外国語対応や海外代理店、宿泊予約サイトなどとの連携を実施。
インバウンド需要への対応を進めて来ていた矢先の話でした。
今回の子会社化により、KDDIとLoco Partnersは、両社の持つ様々な知見や資産を最大限活用し、本宿泊予約サービスを通じて、今後もライフデザイン戦略の推進とau経済圏の拡大を加速していきます。
世界の旅行史に残るような仕事を、彼等は本気で挑む。
今回の件、Loco Partnersは日本で6番目に大きい会社と親子関係になる事で、今後は営業組織の拡充・コンシェルジュなどCSの強化・Global展開などなど、経営陣は以前と何ら変わらず 今後もRelux事業を推し進めて行く方向へ舵を取りました。
今、旅館・ホテルに勤めている方はもちろん、OTA(宿泊予約サイト)にお勤めの方も 黒船的存在のBooking.comやExpedia、agodaの存在に脅威を感じている人もきっと多いはず…。
正直今のままでは、急成長しているReluxでさえも インバウンドサイトの波に飲まれ、その存在感はかき消されてしまうのでは無いかと危惧していたかも知れません。
しかしこのタイミングで異次元の挑戦を仕掛けて行こうとした事に、ボクは個人的にエールを送りたいです。
これからのReluxのビジョンは、きっと明るく眩しいモノになるでしょう。
この度の発表を聞いて、ボクはなんとなくちょっと切なく複雑な思いに駆られましたが…ここからがReluxの第2章のスタートなのかな?
国内にとどまらず、世界中に素晴らしき日本の地方の「Ryokan」をSNSを中心に本気で売り出してくれるのは、Reluxしかないのでは無いかと感じました。
最新記事 by 川嶋 雄司 (全て見る)
- 自社予約フォーム「予約番」丨「コンテンツアシスタント機能」が無償提供期間を延長し、当面の間無償へ - 2024年11月21日
- ANA丨Ctripに旗艦店(きかんてん)を正式に開設! - 2024年11月20日
- 過去に撮影&登録した画像サイズが小さくてサイト登録にお困りの方へ - 2024年11月19日