そのプラットフォームが、いつまでもある訳では無いと肝に銘じよう
先日このような記事を見つけて、Twitterでつぶやきました。
結局は自社でどれだけお客様を呼べるかなんだよなー。
— 川嶋 雄司
なぜ創業150年の旅館は破産したのか https://t.co/LYaSbTSVTYホテル・旅館等、宿泊施設のWEB販売・サイトコントローラーの管理にお困りの方へ (@maidokawashima) August 18, 2019
数年前まで「旅行代理店に集客を任せていれば、団体客は続々と入ってくる。」と言う時代がありました。
そう。
一昔前。宿泊施設はいわゆる旅行代理店から、宿泊客を「送客」されていたのです。
ですので旅行代理店に客室在庫をブロック(客室を抑えられる事)されており、コチラが望もうとか望まないとか関係なく、旅行代理店からのお客様を受け入れてご商売されていたホテル・旅館がたくさんありました。
こんな時代があったのを、ホテル・旅館にお勤めの若い方はもう知らないかも知れませんね。
しかしながら今後も時代の移り変わりを早めに察知して、売り方を柔軟に考えていかなきゃいけないと思う事が多いです。
数年で宿泊予約を取り巻く時代は激変した
そして10年ほど前。
世間的にインターネットが普及しつつある時、国内では じゃらんnet・楽天トラベルの宿泊予約サイト(OTA)が2強でした。
それでもまだ、リアルエージェントや電話予約は強かったですけどね。
気がつけばその後、海外OTAのBooking.com・agoda・Expediaなどが 黒船的に日本国内でも浸透しました。
それがチャンスなのか?
それとも驚異なのか?
サイトコントローラーもドンドン海外OTAと連携するモノだから、そんな事考える暇なくホテル・旅館も連携・販売していきました。
時代の移り変わりは早く。
今ではサイトコントローラーも民泊サイトともドンドン連携していったり、世間的にはGoogle Hotel Adsに露出しないといけないとか何とか言うております。
ちょっと前までAirbnbもOYOも無かったのですから。
メトロエンジン(https://metroengines.jp/)の田中さんより、画像をお借りしますね。
ありがとうございます。
サイトやサービス、そして新しいプラットフォームが色々増えても、改めて本質と言うか原点に戻り「自社ホームページでいかにしてご予約して貰えるか?」と言う流れを考えた方が良のでは無いかと思う訳です。
さいごに
だからと言って「自社ホームページのみで売りましょう」っと言うのは、とても非現実的のようにも感じます。
しっかり旅行会社・OTA・インバウンド等、頼るトコロは頼って。
先々の絶対売れる日は、自社の公式サイトで優先販売された方が良いと思うのです。
そうしないと、いつまでも自社以外のプラットフォームの上でビジネスする事となるのです。
いつからそちらに舵を切りますか?