宿泊業界のセミナーなどで使われる専門用語が分からず、お困りの方へ
こんにちは、旅館のWEB集客のサポートをしている川嶋(@maidokawashima)です。
ホテル・旅館に勤務の方、OTA(宿泊予約サイト)のイベントやセミナー等に参加した際に、把握出来なかったホテルの業界用語ってありませんでしたか?
ボクは以前、こんなBlogを書きました。
[blogcard url=”https://kawashimablog.com/yufuin/?p=7520″]
実はこのホテルの業界用語の記事、未だにかなりのPV数があるんです。
って事は、実際に現場で困っている人が多いって事じゃないかな?
では今回、もうちょっと踏み込んだホテルの業界用語の、かつ主に販売用語を中心に紹介したいと思います。
2016年、川嶋が今年気になった業界用語5つとは?
イールドマネジメント
最大限のイールド(収益)を第一優先に商品を効率よく販売する手法。
過去の販売データや需要動向を細かく見ながら販売単価や提供客室・座席数を管理する事を言います。
これを知ったのは、サイトコントローラーの手間いらず.NETの出した新商品がキッカケでした。
https://kawashimablog.com/yufuin/?p=13381
ADR(エー・ディー・アール)
ADRとは平均客室単価の略です。
販売客室に支払われた平均料金の指標で、客室売上高を販売客室で割って計算します。
FIT(エフ・アイ・ティー)
FIT(Foreign Independent Tour)とは、団体旅行やパッケージツアーを利用することなく 個人で手配する旅行の事を言います。
費用面では団体料金の適用が無いため パックツアーより高くつく場合が多いが、自由度が高い分人気となっています。
タリフ
運賃・料金の事を言い、正規料金(Rack Rate:ラックレート)とも言います。
ラックとは棚の事で、正規料金を印刷した料金表を入れてある棚から名前が付きました。
ホテルの(割引前の)本来の料金ですが、現在では最も需要が高いときの料金を指す事があります。
チャネル
マーケティング用語では、物品の流通における経路・道筋を意味します。
ホテル・旅館で使う場合は、いわゆる「じゃらんnet」「楽天トラベル」「Booking.com」などのOTAを指します。
ホテルや旅館で一番難しいのは 様々な販売チャネルの金額や受け入れ人数をコントロールして、最終的に利益を最大化する事です。
まとめ
ぶっちゃけ、業界用語って分かんないですよね?
ボクも恥ずかしながら 今年に入って調べた事ばかりなので、意味とか全然知りませんでした。
じゃらんや楽天トラベル等のイベントに行った際に 懇親会とかでお話しする場とかでも、業界用語を言ってもあまり通じない場合が多いので、ボクは極力使わない様気をつけています。
しかしこれまた、ホテル関係者の方ってなんか使いたがるんですよね〜っ(笑)
セミナー等で専門用語を使う場合、スライドなどでもカッコ書きや解説などを入れて、事前に意味をお伝えする気遣いも必要だと思います。
ボクもこの業界でもうすぐ10年目になりますが、海外から入った宿泊用語は結構難しい言葉が多いので、なんか未だに馴染めないのが正直なトコロです。
セミナーやイベントに行っても、みんな知っている訳ではないので、何に関しても分かりやすい事が大切ですね。
最新記事 by 川嶋 雄司 (全て見る)
- 自社予約フォーム「予約番」丨「コンテンツアシスタント機能」が無償提供期間を延長し、当面の間無償へ - 2024年11月21日
- ANA丨Ctripに旗艦店(きかんてん)を正式に開設! - 2024年11月20日
- 過去に撮影&登録した画像サイズが小さくてサイト登録にお困りの方へ - 2024年11月19日