利用したアナタの宿をいつまでも覚えてる人はいない。
由布院温泉エリアで旅館さんの集客サポートをする仕事をしていますと、宿で色んな方とお話する機会が多いです。
経営者・支配人・女将・若女将・若旦那・マネージャー・フロント・料理長・お掃除の方・温泉の管理者・予約担当者さんなどなど…
皆さん専門のお仕事を中心にされていて、一生懸命お客様に良いおもてなしをされていらっしゃいますが、小規模な宿ほど仕事の兼任がほとんどです。
旅館では100室以上あるホテルとは違って、一つの事に集中して仕事するって言うのはまずありえません。
それはそれで良いとは思うのですが、これからの時代 どんな施設でも「情報の発信者」がいて欲しいと私は願うんです。
そうでもしないと、宿で体験したアレコレを何もかも忘れられてしまう可能性が高いからです。
未だに勘違いが多い「顧客満足度向上」。コレとリピートは全く別モノ
そうそう、先日嫁との会話で 夏に別府でランチしたお店の名前が浮かんでこなくって、思い出すのにかなり難儀しました。
▲夏に別府で食べた、このオムライスのお店の名前が思い出せない。。。▲
料理・接客はとても良かっただけに「あそこのお店の名前、なんやったっけ…」っとしばらく悩んでいましたが、なんとかGoogle mapsで名前が判明しました。
夏に行ったのは、酒蔵 真喜之助。 別府本店(【旧】 酒蔵 壱之倉庫。)さんでした。
http://tabelog.com/oita/A4402/A440202/44000560/
思い出せて良かった〜、スッキリ!
コレって旅館でもそうです。
どんなに良いおもてなしや とびっきりのお料理を提供しても、しばらく経てば情報洪水の中で忘れられてしまいます。
莫大な情報量の中、忘却といかに向き合うか?
これからの時代、毎日発信している宿と発信していない宿 どちらが忘れられず信用・信頼があるのかって言うのは、言うまでもありませんよね。
まとめ
なんか「こだわり」って誰の為のこだわりなのか?最近よく考える事があります。
それがお客様へ「忘れられなくするこだわり」であれば、素晴らしいと思うんです。
ちゃんとお客様の方向を見ているか?
そして365日、忘れられないようにするにはどうすればよいか?
この視点が欠けていると無駄に広告費がかかったり、新規顧客ばかりを追いかけてしまう事になります。
それよりも一度来られたお客様にはSNSに誘導した方がとってもスマートで、今の時代にあってると思うんですよね。しかもほとんど無料だし。
(今ではお手紙やメルマガもお客様にプレッシャーを与えてしまいそうです)
その際、SNSでも安売りや売り込みは辞めましょうね。
ゆるく長〜く長い時間をかけてお客様と関係性を築き上げて行く事が、これからの時代一番大事なんじゃ無いかと思います。
では今日はココまでです。
最後までお読み頂きありがとうございました!
twitterのタイムラインに毎回出てくるから
忘れる事は無いですよね?
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