デメリットとしては、じゃらんnetにお客様が流れる可能性が高くなります。
こんにちは。
旅館のネット販売の幅を広げて、宿の売り上げに貢献したい!
湯布院ネット集客サポーターの川嶋です。
現在、台風15号が猛威をふるってますね。
九州内の飛行機やフェリーなど、公共機関がSTOPしております。
外出には気をつけましょう。
【台風第15号 (コーニー)】
http://www.jma.go.jp/jp/typh/151524d.html
さて、昨日はホームページダイレクトの長所の部分をたくさん述べました。
【自社HPの予約システムを再度考える。じゃらんnetの「ホームページダイレクト(HPDS)」Part.3】
https://kawashimablog.com/yufuin/?p=7281
▲川嶋のBlog・WordPressの「じゃらんホームページダイレクト」での検索結果。調べるとそこそこ流入がありました▲
無料なのに非常に魅力的な「ホームページダイレクト(hpds)」なのですが、
最大の難点は 楽天トラベルのR-with同様、やはり じゃらんnetとの
「在庫共有」を強いられると言う事です。←リクルートもソコがミソです。
【ホームページダイレクト(hpds)とは?】
じゃらんnetが提供する、自社公式サイト向け宿泊予約システムです。リクルートライフスタイルと契約していれば、導入費・月額費が完全無料で利用出来ます。予約FAXのフォーマットもじゃらんnetとほぼ同じです。
特に自社宿泊予約システムに費用を掛けたくない施設様向けのシステムと言えます。
在庫をじゃらんnetと共有する為、じゃらんnetに在庫販売しないと自社でも販売されないカタチになります。
また口コミや様々な写真・コンテンツの掲載など、じゃらんnetの方が
情報が多い場合…やはりホームページダイレクトをキャンセルしてでも
ポイントの貯まりやすいじゃらんnetから予約しますよね?
では、現在ホームページダイレクト導入施設様の予約フォームをご覧ください。
【旅荘 牧場の家さん】
http://www.jhpds.net/makibanoie/uw/uwp3100/uww3101.do?yadNo=320901
スマホのユーザーインターフェース、正直結構使いやすいと思いますよ。
予約のしやすさはさすがリクルートライフスタイルです!
では昨日に引き続き、今日はホームページダイレクトのデメリットについて
ちょっとまとめてみたいと思います。
ホームページダイレクトのデメリット
- じゃらんnetと在庫を共有する為、繁忙期に自社のみの販売が出来ない。
- 予約フォームのデザインやシステムがじゃらんnetとほぼ一緒で、金額が揃っている場合、「自社の予約を辞めて、ポイントが貯まるじゃらんnetから予約しよう」っと言った感じで、じゃらんnetに流れやすい。
- ホームページダイレクトでお子様を含めた販売をしたい場合、じゃらんnetも同様にお子様の販売が出来るようにしないといけない。(じゃらんではお子様不可、ホームページダイレクトはお子様の販売OKって言うのが無理です)
- 別注料理・オプション販売が出来ない。
- 予約時に必要な会員登録(メールでの本人確認が必要)が面倒
自分なりのリサーチでは以上です!
気になる方は、下記のR-withのデメリットと比べてみてくださいね。
【自社HPの予約システムを再度考える。楽天トラベルの「R-with(アールウィズ)」Part.2】
https://kawashimablog.com/yufuin/?p=7234
タダより怖いものは無いと言う事。
何度も書きますが、繁忙期などにホームページダイレクトを使うと言う事は
じゃらんnetの在庫も共有して予約を受け付ける事になります。
勘の良いユーザーは、この自社予約システム(ホームページダイレクト)を
見た場合…「アレ?ひょっとしてじゃらんnetと一緒かも?」と言う事になり
どうしてもそちらに流れやすくなってしまいます。
これにより、売れる日にじゃらんnetへ高い送客手数料を払う事になります。
ユーザーとしても繁忙期は料金が高いのでポイントが貯まりやすくなるので
その結果じゃらんnet経由で予約しようと思うユーザーも多くいて、いくら
自社サイトでどう頑張っても、じゃらんnetの予約が多くなってしまうかも?
更に最近、事前オンラインカード決済が365日先まで受け付けられる様になり、
とくに難しい設定も無く利用出来るので、とても便利ではありますが…
益々施設様のホームページダイレクトへの依存度は高まりました。
よーく考えてみるとリクルートライフスタイルも 自社の収益が見込めなければ
ホームページダイレクトを提供することはまずありえませんからね。
最後に…
お盆、正月、GW、ハイシーズンの休前日など、
放っておいても売れる繁忙期は、事前カード決済のみで販売したい所ですが
宿側はこう言う日を今後どうやって売っていくか?
もし高い手数料が気になったり、高単価の客室がたくさんある施設様は
ホームページダイレクト・R-withなどを使わずに、やはり自社の予約システムを
無料のから有料のシステムに変えた方が良いと思います。
(しかし、じゃらんnetの表示順位が気になる施設様はホームページダイレクトが良いでしょうね…)
有料の自社予約システムを導入した場合、別途有料のオプションでもある
スマホ版・多言語版予約フォーム導入、更に事前カード決済も出来るようにし
自社の予約システムを万全の体制にするランニングコストや手間を考えてみても
長い目で見てみれば、部屋数の多い施設はそちらの方が利益率高いかも知れません。
そして売れる日はサイトコントローラーで自社のみで売ると、より効果的です!
更に宿泊予約サイトに通常かかるべき手数料分を考えて
自社販売を最低価格保証(ベストレート)にしても
その方が利益率はかなり高いですね。
ようは、ホームページダイレクトがどう言うモノなのか?
経営者も宿泊施設側もちゃんと理解して使うべきなんでしょう。
では、無料の自社予約システムに関しての記事は今日までです。
今日も最後までお読み頂きありがとうございました!
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