ROH(Run of the House)=「部屋指定なし」の事
この予約形式は日付と人数以外の指定は出来ません
以前「スイートルーム」「ジュニアスイート」に関してBlogを書いた事がありました。
【知ってて得するホテルの業界用語】実は和製英語の「スイートルーム」について調べてみました https://t.co/ecM4aE25ie
— 川嶋 雄司🏨ホテル・旅館等、宿泊施設のWEB販売・サイトコントローラーの管理にお困りの方へ (@maidokawashima) May 5, 2023
【知ってて得するホテルの業界用語】「ジュニア スイート」について調べてみました https://t.co/v04xa7RId4
— 川嶋 雄司🏨ホテル・旅館等、宿泊施設のWEB販売・サイトコントローラーの管理にお困りの方へ (@maidokawashima) May 14, 2023
ホテル等の宿泊施設で勤めていると なにかと専門用語を見かける機会が多いかと思います。
インバウンド販売をしているとなおさらかもですね。
そして いざ自身が宿泊予約をする側の立場になった場合「これはどう言う意味だろう?」って疑問に感じる事があったりしないでしょうか?
では今回 外国人の方を相手にご販売されている宿泊施設でしたら一度は見かけた事があるかも知れない「ROH」についてご紹介させて頂きます!
ROHとは?
「ROH」は「RUN OF THE HOUSE(ラン・オブ・ザ・ハウス)」の略で、「部屋指定なし」の意味になります。
なのでゲストがホテルの予約をする際 部屋の指定ができず、ホテル側の裁量によって空いている部屋に割り当てられるカタチとなります。
基本的には「客室指定に対してゲストは要望を言う権利なし!」と言う事になります。
日本語で分かりやすく言うと「おまかせ客室」ってトコロですかね?
(若干意味が違いますが)
「部屋指定なし」なので 通常は最も安い料金で提供されていたりしますので、多少のリスクも考えないといけません。
大型シティホテルの場合でしたら 低層階や景観がよくない部屋になるケースもありますし、狭い部屋や窓がない部屋、眺望が良くない部屋、エレベーターの横の部屋(音がうるさいかも?)になるケースもあります。
なので確実に希望のカテゴリーの部屋に泊まりたい場合は、少々金額が高くても「ROH」は避けて 予約の際にしっかり部屋指定された方が無難と言えるでしょうね。
さいごに
「ROH」はホテル側が部屋を指定しますので お客様はそれに従うしかないのですが、中にはInstagram等でお得な宿泊方法・テクニックを発信している方がいます。
「ROH」、いわゆる「おまかせ客室」にも関わらず とりあえずリクエストしたモノ勝ちと言わんばかりに「高層階や長めの良い部屋を希望します」と備考欄に記載してくるような方も中にはいますが、そこはホテル側の対応として「リクエストするなら別途料金を払ってご指定してください」と凛とした対応を心掛けられると良いでしょう。
なお「おまかせ客室」はお客様側の”おまかせ”ではなく、あくまで宿泊施設側の”おまかせ”で、宿泊施設側の裁量で決まる事を覚えておいてください。
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