人は連絡を取り合わないと忘れる生き物である
GW真っ只中。おそらく結構部屋が埋まってる事でしょう。
しかしながら、その先の5・6・7月の予約状況はいかがでしょうか?
GW明けは状況は一変し、GW期間中のようには行きません。
じゃあ、これから先どうすれば良いのか?
ではGW明けに危機感を感じている方に、あまりお金をかけずに今から是非やって欲しい事があります。
今後、特定の「誰」を思って発信するのか?
一度泊まられたお客様は、いくら良いお料理・おもてなしをしても すぐ宿の事を忘れます。
言い換えるとこの情報過多のこの時代、数日経てば話題にも出なくなり、記憶から消滅してしまうのです。
まず、宿の名前を忘れるでしょう。
よっぽどのインパクトだったりチェーンホテルじゃない限り、一ヶ月後には思い出すのも難しいでしょうね。
新規顧客ももちろん大事なのですが、一度泊まられた方が忘れないように。
宿泊時に宿泊施設のSNSで繋がれると良いでしょうね。
ゆるく長く。けっして囲い込むような事は無く。
次回の宿泊に思い出して貰うように心がけていけると良いのかなって感じます。
ではまず、インターネットを使った集客から考えましょう。
そのほとんどがスマホ1台でほぼ無料で使えるツールなのですから、これからやらない手は無いでしょう。
ではソーシャルメディア、いわゆるSNSが当たり前かつインフラになった今の時代に、今後宿泊業はどう対応していけばよいか?
・一度宿泊された方に向けて、継続的に情報発信し続けていく事
・発信に対して反応があった場合、コミュニケーションを取る事
ボクが重要だと感じるのはインタラクション(「 inter(相互に)」と「action(作用)」を合成したモノ)
つまり、今までテレビCMや紙のチラシなどの広告は「一方通行」で、見てる側は一方的に企業側が言いたい事を受け取るしか無かった訳です。
しかしLINEやFacebook・Twitter・InstagramなどのSNSはそれぞれに特性もありますが、何が楽しいかって「相互にコミュニケーション取り合える事」なんじゃないでしょうか?
それもお互いの負担にならないよう、ゆるく長くを心がけたいトコロですね。
オススメのSNSとは?
やっていて損はないと思うのが、やはりInstagramかな?
今回、ボクが監修してます「オーベルゼ レ・ボー」のInstagramをご紹介します。
https://www.instagram.com/aubergelesbeaux/
「インスタ映え」と言う言葉の流行りも一旦落ち着きましたね。
テキスト(文字)よりもスマホで写真が撮れればすぐに出来て、割とカンタンですのでオススメかな?
なお若い世代を中心にInstagramで画像検索し、消費行動を起こすと言う事はよくある事です。
何気なく撮った写真でも…
(#)ハッシュタグ次第で「いいね」数も伸びますし、コメントに対しても反応したいトコロです。
今回Instagramをご紹介しましたが、まずはどんなSNSでも結構です。
せっかくご宿泊されたお客様との接点を切らさず、忘れられない様にゆるく長く続けて行きましょう。
さいごに
GW明けの予約状況が悲惨な状態で、安売りするしか無い…
そのお気持ちは分からなくはないのですが、今一度どういう方に泊まって欲しいのか?
今一度考えてみたトコロですね。
きっと日頃から、SNS等で相互にコミュニケーションを取り合っている仲良しさんが来てくれると嬉しいモノじゃないかな。
ほぼ無料のインターネットを使って、GW真っ只中でも今すぐ出来る事はないのか?
ちょっと遅いかもしれませんが、1つのSNSでも良いので今からでもアプリをダウンロードして発信して欲しいです。
そして経営者の方が人任せにせず、自身の宿の事を率先して発信&コミュニケーションを取られたほうが良いのでは無いかと考えています。
そうじゃなきゃ、年間通してじゃらんnetや楽天トラベル等に広告費をかけ続けなきゃいかなくなりますので。
広告の全てが悪いとは言いませんが、うまくバランス取ってプロモーションかけていきましょうね。
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