社名も「hi Japan」に変更。宿泊予約の新しいプラットフォームへ
先月、東京ビッグサイトで開催されていたホテル・レストランショー(以下:ホテレス)にて、常に賑わっていたブースがありました。
それはコチラ!
国内ホテルは約1700施設、24万室に導入。
2019年2月5日に「handy Japan」から「hi Japan」へ社名変更を発表した「handy」(https://www.hiinc.com/ja/)です。
(グローバルでは約60万室に採用)
更にはhandyと合体させて使用する「handy スマートドック」も販売を開始!
コチラはAmazon Alexa対応でスマートスピーカーとしても利用出来ます。
【handyとは?】
ホテルゲストが使えるレンタルスマホ「handy」は、訪日外国人を含むホテルゲストが「完全無料」で使える新しい通信サービスです。
handyに関しては、昨年ソフトバンクと提携した記事を書いた事がありました。
↓ ↓ ↓
「旅行における総合的なIoTプラットフォームとなるか!?│handyがソフトバンクとの資本・業務提携を契約!」
https://kawashimablog.com/yufuin/?p=24580
handyを導入すれば客室専用の電話・外部への電話(通話無料)・Wi-Fiは不要になり、handyで初期投資を抑える事が出来そうですね。
そのhandyなのですが…今後単なるハードウェアから、新たなビジネスを開始します。
旅の総合プラットホーム事業を開始
hi Japanは2019年4〜6月頃より、「旅行に関するすべてを内包できるプラットフォーム」を目指し、OTA(オンライン・トラベル・エージェント)事業へ参入すると発表がありました!
すでに提供している「handy」をベースに横展開していくようですね。
いや〜、旅行者向けスマホというハードのシェアリングから入ってOTAに参入、という順番が興味深いトコロです。
なお現時点では具体的なサービス内容の発表はありませんが、今後はアプリなどを使って自分のスマホでもチェックインやスマートキー、現地での旅行体験、お土産の予約・購入、そしてSNSでのシェアと言った機能が利用出来るようにする事も検討しているようです。
もちろん、全て自国の言語で利用出来るのは便利でしょう。
まとめ
なお個人的な意見なのですが…以前のhandy(SHARP製)は割と低スペックで動作遅かったので、ホテルで見かけても一度も触れることなくチェックアウトする事もありましたが。。
写真は「handy」の新モデル(新デバイスは台湾製のHTC)になります。
順次入れ替えが進んでいるようで、以前よりもヌルサクで端末が使いやすくなった気がします。
まぁhandyはどちかと言うと日本人旅行者と言うより、今後はどちらかと言うと海外の人達の為に。
訪日外国人の方が 見知らぬ土地のその地域・エリアの観光情報や、そこに行くまでのマップ・交通情報も全部設定され、更にはその地域の飲食店などとも連携されていたりすると便利に利用して貰えそうかな。
特に「寿司屋」さんの検索が多いと聞きますので、「Sushi」の情報は必須かも?(笑)
なんにせよ、handyの今後の動向は要チェックですね。
さいごに。
ホテレスでご対応頂いたスタッフの方々、色々教えてくださってありがとうございました!
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