ぶっちゃけ、あらゆる事を考えなくて良くなるのでオススメです(笑)
クリスマスも終わって、早いモノでもうすぐ年末年始ですね〜。
いよいよ、宿泊業にとって超繁忙期が来ようとしております。
しかしながら…ボクがサポートしている宿泊施設様で2施設、年末年始をお休みされるトコロがあるんですよ。
(ちなみにこの2施設様共、素泊まり・一泊朝食・一泊二食対応しており、お料理を提供されているお宿になります)
もちろん、売り上げが伸び悩んでいる施設は 年末年始も営業した方が良いとは思うのですが、秋ぐらいから例年の売り上げを超えそうだなって見通しがたった施設は、一度ぐらい思い切って休んじゃっても良いのかなっと。
だいたい年末年始は旅館は休めないって、誰が決めたのでしょうか?
…誰も決めてないですよね?元々常識なんてないんですから。
この業界にお勤めの方でしたら この稼ぎ時でビックリされる方も多いかも知れませんが、とっても良い事も多くありますのでコチラでご紹介致しますね。
年末年始に休むメリットとは?
①. 年末年始は食材などの仕入れが高騰したり、暖房費がかかってしまいますが それがかからない。
②. おせち料理やお正月料理を作らなくて良い。もしくは考えなくて良い。
③. 例年 玄関に立派な門松を置いていたが、それも置かなくて良くなる。
④. 三箇日(さんがにち)、いわゆるお正月に出勤してくれた従業員にお年玉をあげていたが、それも必要無くなる。
⑤. 従業員の家族に感謝される場合があり。家族とゆっくり年末年始を過ごせる。
⑥. 仕入れ業者を通じて、年末年始をお休みした事が同業者の間で噂が広がる?従業員募集が増えるかも(笑)
以上がメリットでしょうか?
年末年始をお休みされるオーナー様曰く「実際は気持ちの余裕さが一番です」との事みたいですよ。
では考えうるデメリットも書いてみます。
年末年始に休むデメリット
①. 宿の売り上げが上がらない。
②. 年末年始も働きたい従業員の方は、イマイチ年末年始をどう過ごしたらよいかが分からない(苦笑)
…思い当たるデメリットと言えば、この2点ですかねー?
年末年始がお休みでしたら、この期間に思い切って旅行に行くって言うのもアリでしょう!
さいごに
人口減少社会と言う事もありますが、地方においては都会への人口流出。
それに宿泊業へ就職しようとする人も、一昔前よりもなんとなく少なくなっているように感じます。
慢性的な人手不足。
宿泊施設においては、いよいよ従業員の確保が本当に難しくなって来ました。
「365日毎日休まず営業」
「代わりは幾らでもいる」
「早朝から夜遅くまで。変に中抜け休憩がある」
旅館でそれが常識だとか言われてた時代は、もう終わりを迎えております。
これからは…
「旅館でも、決まったお休みがしっかりある」
「しかも年末年始休める」
土日祝日がお休みのサラリーマンの方と 全て一緒にしようとは思いませんが、こんな時代だからこそ そう言う旅館がドンドン出て来ても良いような気がしますね。
今年の年末年始を休館日にする事には ちょっと間に合わなかったとしても、もし良かったら来年チャレンジしてみては?
あくまでボク個人的な意見にはなりますが、年末年始を迎えるにあたって ふとそんな事を思いました。
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