PayPal(ペイパル)& BILLIEF(ビリーフ)で、Booking.com経由の予約者に事前決済を促そう
皆さん、オンライン決済代行サービスのPayPal(https://www.paypal.com)って聞いた事ありますか?
名前ぐらいは聞いた事あるかと思いますが、それを利用したって言う人は日本ではまだまだ少ないかも?
ボクもなんとなく知ってた方が良いかな〜っと思いまして、先日福岡で開催された 主に宿泊施設を対象にしたPayPalの勉強会「#PPUG (ペイパルのユーザーの集い)」に参加して来ました!
【PayPalとは?】
ペイパルは世界2億人以上の利用者、1500万以上のショップに選ばれている決済サービスです。
支払いも簡単で かつセキュリティも高い。
初期費用・月額手数料は無料。かんたんな審査でクレジットカード決済を受付できます。
PayPalの大きなメリットは、離れた場所であってもクレジットカードを使って、安全でかつ個人間でも取引が出来るという点にあります。
ボクもAirbnbの支払いの時には、PayPalを利用しておりますよ。
例えば 小さな会社や個人事業主でもモノやサービスを販売しようと思う時に、クレジットカード決済システムを直接導入するのはコストがかかりますし、決済手数料も高額となることが多いです。
でもPayPalを導入すれば、決済手数料はかかるものの比較的安価であり、かつカンタンに導入が可能です。
そのPayPalをうまく利用した、決済自動化支援ツール「BILLIEF(ビリーフ)」
オンライン決済代行サービス・PayPalの事はなんとなくご理解頂けたかと思いますが、それをうまく活用した商品があります。
それが、株式会社コネクター・ジャパンとPayPalがシステム連携して開発された請求書かんたん送信サービス「BILLIEF」(https://www.billief.jp/)です!
【BILLIEFとは?】
BILLIEFは特定のOTA(宿泊予約サイト)やプランの予定に対して、クレジットカード決済がついたメールを自動送信するツールです。
BILLIEFの仕様ですが、例えばBooking.com経由でWEB予約した人に対して PayPalを利用したオンライン請求書を自動で送信が可能です。
コレがオートメーションなのは超便利ですね〜。
ちなみに宿泊予約サイトごとに、そして施設ごとに支払い可能な設定が個別に可能です。
(例:Booking.comとHotelsCombinedだけを対象にするとかもOK!!)
前払いを必須化し、ノーショーを未然に防ぎます。
未処理済みの予約は取り扱い処理を行い、それを再販する事で在庫が減少し、宿泊施設の売り上げに貢献する事が可能です。
なお、予約者がキャンセルを行った場合、自動返金処理も行ってくれます。
その際、施設毎にキャンセルポリシーの設定も可能です。
お話をアレコレ聞いてみた感想として、Booking.comのノーショー(不泊まり)や直前キャンセルなどにお困りの宿泊施設には とっても向いてそうでしたよ。
さいごに
今回、請求書かんたん送信サービス・BILLIEFのお話も伺えて、ホテル・旅館さんはますます自衛しないといけない時代になったんだなぁって改めて思ったり。
実際にAirbnbと平行して、Booking.comでも民泊販売している施設からのお問い合わせも多くなったと言われていました。
Booking.com経由での予約の場合、Booking.comは全て「現地決済」ですから、ゲストが民泊施設に行って現地でホストに宿泊代金を支払う事を省略出来るのであれば、コレほど便利なツールは無いんじゃないかな〜?
って事で、次回もこの続きを書こうと思います!
<以前書いた記事>
Booking.comなどのNo-Show(不泊まり)対策に大きな一手│ペイパル請求書かんたん送信サービス「BILLIEF(ビリーフ)」
https://kawashimablog.com/yufuin/?p=18930
<続き記事>
宿泊施設向けのオンライン決済サービス2強│PayPal vs Stripeを比べてみた
https://kawashimablog.com/yufuin/?p=25651
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