三木谷さん。楽天トラベルのポジションは大丈夫ですか?
こんにちは!予約サイトが大好き♪
宿泊予約サイトマーケッターの大分県・湯布院の川嶋(@maidokawashima)です!!
これは意外でしたが…楽天が米Airbnbのような空き部屋や空き家を宿泊施設としてインターネットに掲載し、提供者と宿泊希望者をつなぐ新たなビジネスへの参入を検討していることが複数の関係筋がロイターに明らかにしました。
日本への旅行客の倍増を目指す安倍晋三政権は、国家戦略特区で旅館業法の緩和を検討するなど観光業の拡大を目指しており、楽天の試みはこうした政策を先取りするビジネスに発展する可能性があります。
楽天は社内でこの新ビジネスの具体策の検討を進めており、早ければ2015年初めにもサービス開始に踏み切るかどうか判断する見通しです。
同じようなサービスでは、米Airbnb(本社・カリフォルニア州)が先行していますね。
Airbnbは宿泊施設をネットや携帯に掲載し、旅行者が予約できるサイトです。
宿泊施設を提供する側にとっては、空き部屋を収入源に変えることができる一方、借りる側はホテルに宿泊するより安価な空間を旅先で確保出来ます。
旅館やホテルの施設運営を規制する日本の旅館業法は、構造や立地に細かな基準を定め、第2次大戦後以降、大幅な改正は今までほとんどありませんでした。
しかし、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、海外からの観光客を年間2000万人に拡大したい政府は、東京、大阪の国家戦略特区における規制緩和に前向きです。
具体的には、特区に所在し、外国人観光客が滞在する施設の規制を緩和し、観光客が長く日本に滞在できる環境を整備する方針のようです。
楽天のようにネットユーザーの認知度の高い企業が今回のようなサービスを開始すれば、利用が急拡大する可能性があります。
そして、現在の日本で増加する空家問題の打開策になる可能性も秘めています…が、前にもBlogに書きましたが、外国人の滞在の規制緩和で問題が全く起きないとは言えません。⇒以前書いたBlog
ココでしっかり押さえておかないといけないポイントは、宿泊のメリット・デメリットをちゃんと把握して、更にはクレームや犯罪を回避する事は中々難しいと言う事です。
こう言う空き部屋を利用したサービスは今後、料金や集客など激化する事が予想されます。
良いも悪いもネット販売は便利でカンタンに出来てしまう反面、安全面の確保をまずは第一にちゃんとしたルール作りをして、既存の旅館やホテルもある程度納得した上で進めて行って欲しい所ですね。
最新記事 by 川嶋 雄司 (全て見る)
- 自社予約フォーム「予約番」丨「コンテンツアシスタント機能」が無償提供期間を延長し、当面の間無償へ - 2024年11月21日
- ANA丨Ctripに旗艦店(きかんてん)を正式に開設! - 2024年11月20日
- 過去に撮影&登録した画像サイズが小さくてサイト登録にお困りの方へ - 2024年11月19日