負け試合は挑まないだろうBooking.comの強みと、今後の展開とは?
先月、Booking.comが民泊を始める意向の記事が出ました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170529-00000106-asahi-bus_all
【Booking.comとは?】
オランダを拠点とする海外の大手OTA。
世界で120万軒超の宿泊施設を掲載し、宿泊予約コンテンツとしては世界最大の利用実績を持つ。
今まで日本の施設はホテルや旅館など約1万2千軒を掲載しており、民泊の掲載は見合わせてましたが、いよいよBooking.comが動きますね。
民泊と言えば、あのサイト
日本には民泊仲介の専門サイト・Airbnbが進出済みで、既に約5万1千軒を掲載し、昨年は延べ370万人超に利用されています。
ココにBooking.comが喰い込もうとはしておりますが…
ホスト(貸し手)としては、やっぱり手数料が安いAirbnbの方が有り難いでしょうね。
ちなみにBooking.comの手数料が12%です。
そしてAirbnbの手数料は、ホストが支払う手数料とゲストが支払う手数料の2種類あります。
ホストが支払う手数料は3%で、受け取る予定の売上金額から3%引かれます。
つまり、1泊10,000円であれば 300円をAirbnbに支払います。
ゲスト(宿泊者)が支払う手数料は、サイトの運営とサービスの手数料として6%〜12%で、宿泊料金が高くなるほど手数料が安くなる仕組みです。
コレにBooking.comがどう対抗してくるでしょうか?
まとめ
ホテル・旅館はBooking.com
民泊はAirbnb
ユーザーもそんな風に、旅行の種類や気分・エリアによって使い分けていたかとは思うのですが、宿泊需要をBooking.comのアプリだけで全て取り込みたいって意図が見えて来ます。
あとはもう単純に手数料の問題ぐらいかな〜って思ったり。
3%と12%、どっちが良いかなんて明白です。
Booking.comが民泊登録施設に対して、果たしてどれぐらい下げてくるかが見ものです。
しかし、ホストとゲスト両方から手数料を領収しているトコロが、やっぱりAirbnbは面白いですね〜。
また動きがありましたらBlogでお伝えします!
[blogcard url=”https://www.booking.com/index.ja.html”][blogcard url=”https://www.airbnb.jp/”]
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