特定の誰を思って発信出来るのか?
こんにちは!
宿泊予約サイトが大好き♪湯布院ネット集客サポーターの川嶋です。
GWが終わりました。5・6・7月の予約状況はいかがでしょうか?正直、GWのユーザーの心理は「空いていたらどこでも良い」「多少値段が高くても泊まれればよい」「レビューや口コミが無くても気にしない」と言った状態になりがちです。
ではGW明けは?と言いますと、特にネットで予約しようとするユーザーはこの全く逆の心理が働きます。どういう事かと言うと、「先々いっぱい空いている宿は辞めておこう」「値段と見合っていない宿には泊まりたくない」「レビューや口コミがちゃんとあるかどうかが気になる」などなど。
GW期間中のようには行きません。
じゃあ、これからどうすれば良いのか?
予約が絶えず入っていれば問題ないのですが、こう言う人気の施設様のほとんどが常に【情報発信】をちゃんとしている施設様か、長年営業されてリピーターがしっかりいらっしゃる施設様でしょう。安売りも極度にされていません。
なお交付金事業やドラマ誘致などをしないと客は来ないって言う思考はかなり危険です。そうではなくそんなモノがなくても、隣に大型旅館が出来ても大丈夫な宿作りをしないといけないって事です。雑誌やTVの露出も、昔ほど影響は長続きしません。
忘れられていませんか?
一度泊まられたお客様はいくら良いおもてなしをしてもすぐ宿の事を忘れます。言い換えるとこの情報過多の時代、記憶から消滅してしまうのです。まず宿の名前を忘れるでしょうね。よっぽどのインパクトがあっても、ずっと語り継ぐのは難しいでしょう。
ではソーシャルメディア、いわゆるSNSが当たり前かつインフラになった時代に、今後宿泊業はどう対応していけばよいか。
SNSは閲覧するだけなのか?
来て欲しい人に向けて情報発信をしていくのか?
川嶋の大好きなエクスマの藤村正宏さんのUstreamを見て、衝撃を受け考えさせられました。
http://www.ustream.tv/recorded/61949187
今までTV局しかやれなかった事・大手企業しか出来なかった事・お金がかかった事が、お持ちのスマホでほぼ無料で個人で出来る時代になったのですから、有難いですね。
見て思ったのが宿泊業でインターネットを使って何もしていないと言う状態は、忘れられ Googleの検索にも出ず、今後全く指示されなくなります。Ustreamでも頻繁に話題になってましたが、「関係性」の深いほうでコミュニティが形成されたインターネットの場所でモノを買う・宿泊する・消費する。
そして履き違えてはいけないのは、誰が発信したか?顔が分からない人の発信はあまり効果的では無いと言う事。「●●旅館Blog」よりも「●●旅館の女将●●のほんわかBlog」と言った【個】をしっかり出した方が見てもらいやすいし、関係性も築きやすいです。更に言うと売り込みの発信はほとんどしない方が良いでしょう。
実際にLINEやFacebook・Blogやyoutubeなどでのやり取りで、仕事が舞い込んだりモノが売れたりしている事を理解出来ますか?そのほとんどが無料で使えるツールなのですからやらない手は無いですね。
まとめ
GW明けの予約状況が悲惨な状態で、安売りするしか無い…それも分からなくはないのですが、今一度どういう方に泊まって欲しいのか?インターネットを使って出来る事はないのかを模索して欲しいです。
例えば…
●湯布院で新婚旅行をお考えの方に来て欲しい
●還暦のお祝いが出来るか探している方に来て欲しい
●お誕生日ケーキを宿で用意して貰えないかを一生懸命ネットで探しているパパ・ママに来て欲しい
などなど、プランやコンセプトなどをちゃんと紹介しきれているか?発信しているかを今一度見直した方が良いでしょうね。
やろうと思えば今からでも出来る時代です。そしてそれはココまでやれば終わりって言う事がありません。
なお、【個】を出せば【個】からの反応は確実に増えます。
安売りせず、未来のお客様に忘れられない様【個】を出して毎日しっかりインターネット・SNSなどを使ってアピールしていきたいですね。私はまず経営者が率先して発信すべきだと考えています。
最新記事 by 川嶋 雄司 (全て見る)
- 自社予約フォーム「予約番」丨「コンテンツアシスタント機能」が無償提供期間を延長し、当面の間無償へ - 2024年11月21日
- ANA丨Ctripに旗艦店(きかんてん)を正式に開設! - 2024年11月20日
- 過去に撮影&登録した画像サイズが小さくてサイト登録にお困りの方へ - 2024年11月19日