楽天トラベル丨【県民割・隣県民割】でクーポンの不正利用があった場合の処理方法ってご存じですか？

条件を満たしてない不正利用が発生した場合、「対象外予約の現地徴収情報連携フォーム」からクーポンを無効化しましょう

「県民割」を適用されている宿泊施設の方へ。

予約者が「県民割」を適用してご予約される場合、利用条件として「ワクチン3回接種済またはPCR等の検査結果が陰性あること」が条件と言うのは既にご存知のトコロかと思います。
※ただし自県民の県内旅行については、県知事の判断でワクチン2回接種済またはPCR等の検査結果を条件とすることも認められています。

しかしながら、予約者（楽天トラベルユーザー）が100%この事を周知しているかと言うと…まだまだ微妙だったりします。

そこで今回、楽天トラベルで予約されたお客様が「ワクチン3回接種済またはPCR等の検査結果が陰性あること」に適用せず、不正にクーポン利用した場合の対処方法をお伝えします。

【楽天トラベルとは？】
楽天グループ株式会社が運営する、旅行に関するオンライン予約を扱うウェブサイトおよびアプリです。

ちなみに県民割に関して、楽天トラベルのQAにはこのように記載しておりまして…

「県民割・ブロック割」は一部を除き楽天会員情報の住所を参照して自動で付与されます。
その他クーポンは、各キャンペーンページにて利用条件を確認後、「獲得する」を選択してください。
なお、ご利用の際は楽天会員登録のご住所を合わせてご確認ください。

こう書いてはいるモノの、住所の情報を自動で読み込んで予約時に勝手にクーポンが付与されてしまいますので、これじゃあ利用条件をアレコレ書いていたとしても誰でもクーポンを利用したカタチで予約出来てしまいますよね？

こうなれば予約者も「運が良ければ値引いた料金でなんとかなるんじゃないかな？」って思われる方もきっといる事でしょう。

でもそれでは宿泊当日、宿泊施設の現場では県民割の適用外の対応と。
宿泊代金の計算・返金処理に困ってしまう事は間違いありません。

それにせっかくのご旅行なのに、ファーストコンタクトでお互いものすごく不信感に駆られるのも精神衛生上良くないと思うのです。

クーポンを無効化する方法

そうは言ったモノの、もう既にそう言うお客様が来られたトコロもあるのでは無いでしょうか？

今回ご紹介するのは、楽天トラベル経由の県民割・隣県民割予約で現地で一部割引適用対象外のユーザーが発覚し”クーポン割引分の一部を現地徴収した際”に、連携する為の申請フォームになります。
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【県民割・隣県民割】対象外予約の現地徴収情報連携フォーム
https://bit.ly/3Hd0L2O

では不正利用があった場合、まずはコチラにて「宿泊施設名」か「宿泊施設番号」を入力しましょう。

どちらかを入力すると、自動で施設の「宿泊施設名」もしくは「宿泊施設番号」が記載されます。

続いて「予約情報」です。

「予約番号検索」で不正利用者の予約番号を入れると、自動で「予約番号」「クーポンコード」が記載されます。

「クーポン額（予約時）「宿泊人数（予約時）」「泊数（予約時）」も手動で入れましょう。

そして「対象外予約情報」です。

「合計減額金額（現地徴収額合計）」「対象外　宿泊人数」「対象外　泊数」等、必要事項を入力し、最後に確認をしましょう。

そうそう。
そのままご宿泊されたお客様のお支払いに関してですが、現地決済もしくは事前決済のお客様どちらも、差額分（例えばクーポン分”1万円（5000円×2名)の場合は1万円）を現地にて徴収される事をお忘れなく。

注意事項

重複申請をされていないか、今一度ご確認をお願いいたします。
本フォームにて相殺処理（振込差止処理）の申請が可能な案件は、楽天トラベルにて県民割/隣県民割クーポンを発行している案件のみとなります。その他市町村等が行っているクーポンキャンペーンは対象外となります。
お日にちを空けても入力できない場合は担当ITCにお問合せください。
当月CO分の申請は翌月1日までとなりますので、ご協力をお願い致します。

さいごに

改めて楽天トラベルの予約導線。

やっぱりどうしてもカンタンにクーポンが付与されてしまいますので、宿泊施設の現場としては今一度改善して貰いたいトコロですよね。

それに近年オンラインの宿泊予約に関して、これだけクーポンまみれになってしまうとユーザーの方もクーポンを使う事が当然のようになっているのではないかな？

今は良いのだけれども。
そこもいつかは、何のクーポンが無くても選んで貰える・利用して頂けるような宿を目指していくしかない事も視野に入れて参りましょう。

【楽天トラベルの記事一覧はコチラ】
https://kawashimablog.com/?cat=332

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この記事を書いた人
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川嶋雄司

代表取締役：（株）旅月

1975年生、福井県高浜町出身。21歳の時九州〜福井を自転車旅行した際、大分県湯布院町が気に入りそのまま移住。現在は大分県国東市在住。大分県を中心に山形・茨城・大阪・佐賀県・熊本県など、全国各地の旅館やホテルのネット集客のコンサル・WEB集客のサポートを展開中。特にサイトコントローラー（手間いらず.NET・ねっぱん！＋＋・TL-リンカーン）に重きを置き、現在国内外の宿泊予約サイト・自社ブッキングエンジンを使い多角販売をサポート。以前旅館で勤めていた経験を活かして宿泊施設様のお悩みや痒い所にお応えし、旅館・ホテルの売り上げUPに繋げております。