月間PV数600億のYahoo! JAPANに掲載された事も、会員数が伸びた要因の一つか?
ボクの知る限り 2013年3月末時点で299万人だった会員数が、この6年程で3倍以上になった事は本当にスゴイ事です。
高級ホテル・旅館の予約サイト『一休.com』(https://www.ikyu.com/)やレストラン即時予約サイト『一休.comレストラン』(https://restaurant.ikyu.com/)などを運営する株式会社一休ですが、2019年10月になんと会員数が1,000万人を突破しました!
日本の人口の12人に1人が一休会員ですから、そう考えると大したモノですね。
特に2016年2月、Yahoo! JAPANが買収してから かなり顕著に伸びたとも言えるでしょう。
【一休.comとは?】
国内の厳選されたホテル・旅館を「タイムセール」や「一休限定」など充実のプランでお得に予約。ワンランク上の旅行が楽しめます。
『一休.com』は高級宿泊予約サイトとして2000年5月にオープンし、今年で19周年を迎えました。
2006年には厳選レストラン予約サイト『一休.comレストラン』
2016年には高級貸別荘予約サイト『一休.comバケーションレンタル』
2018年にはラグジュアリースパ予約サイト『一休.comスパ』の各サービスをオープン。
すべてのサービスは「こころに贅沢させよう。」をミッションに、厳選されたお宿・お店を掲載しております。
そして今回、会員数1,000万人突破を記念した感謝セールを11月中旬より『一休.com』『一休.comレストラン』『一休.comバケーションレンタル』の各サイトにて実施する予定のようです。
改めて、一休会員の傾向をチェックしよう
一休では予約状況などの統計データを分析することに加え、会員へのインタビューを実施してますので、その中から最近の傾向をいくつかご紹介します。
1. プライスレス消費
一休で年間100万円以上を利用するヘビーユーザーが大幅に増えており、会員ステージの最上位となる「ダイヤモンド会員」が増加しております。
コストパフォーマンスよりも「圧倒的な最高の体験」ができるお宿を求め、その為への投資は惜しまない消費傾向があり、一休では「プライスレス消費」と名付けております。
プライスレス消費においては“絶対に外れがない”ことが強く求められるため、厳選されたラインナップや適切なレコメンドを徹底しているのだとか。
更に、『一休.com』の中でも特に最上級のお宿を集めた「一休Plus+」の利用も増えております。
2. ディンクス・女子会ユーザーの増加
ディンクスとは、共働きで子供を意識的に作らない・持たない夫婦、またその生活観のことを指します。
共働きのカップル・ご夫婦や女性グループ(女子会)で高級なお宿やレストランを利用した週末贅沢旅、贅沢なお食事を楽しむ方が直近増えている傾向のようです。
パートナーやご友人と長期休暇を合わせて海外旅行へ行くのは難しいため、週末の国内旅行やワンランクアップしたお食事を自分達へのご褒美とされているようです。
3. 『一休.comスパ』をきっかけとした会員登録
『一休.comスパ』の利用をきっかけに一休会員へ登録される方が増えているそうです。
管理職・役員の女性や女性起業家といった「日々の疲れの癒しを求め、ある程度可処分所得の多い女性」が増えていることが背景にあるとみられます。
さいごに
「即時利用出来るポイント制度の充実」「一休.com限定プラン」「一休.comでしか予約できない宿」など、独自のセグメントに陣取っているのが一休.comの特徴と言えますね。
そしてざっくり、最大の特徴を一言で言うと…
「高級ホテル・旅館にお得に泊まれる」
ボクはこう捉えております。
それにじゃらんnet・楽天トラベルなどに比べると 施設数をそれほど多く掲載していないのも、ウリの一つと言えるでしょう。
「記念日や特別な日は外したくない!」
そんな時に一休を使えば、厳選された人気宿やレストランを選びやすいですもんね。
人口減少時代の昨今、今回の会員数の伸びがとても興味深く感じました。
【一休.com/記事一覧】
https://kawashimablog.com/yufuin/?cat=47
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