業界初の無人施設向けクレジットカード支払対応機能も対応
以前、Beds24と連携した無人チェックイン・システムの事を書いてました。
Beds24と連携した、おすすめの「無人チェックイン・システム」はズバリこの3つ!
https://kawashimablog.com/yufuin/?p=28745
当時は2019年3月末に連携予定としておりましたが…5月20日、遂に『minpakuIN(民泊イン)』と『Beds24』がシステム連携を開始し、民泊施設約300室に一斉導入予定であることを発表しました!
【minpakuIN(民泊イン)とは?】
民泊・ホテルで利用できるセルフチェックインシステムです。外国人宿泊客のパスポートの写しを安全に保管。宿泊台帳を自動的に作成。オンライン上で定期借家契約を締結。映像による本人確認機能…etc
民泊・ホテルでの受付にご利用出来ます。
【Beds24とは?】
複数の宿泊予約サイトおよび自社宿泊予約エンジンの在庫・料金等を一元管理できる、世界標準のチャネルマネージャー(サイトコントローラー)です。
2009年にサービスを開始し、ユーザーの8割は民泊、2割はホステルやホテルだという。世界100ヵ国以上・13,000物件の10万部屋以上で利用されています。
これに加えて、業界初となる無人施設向けのセルフチェックイン端末でのクレジットカード支払対応機能も開始します!
この連携はすごい…本格的な無人化が進みそうですね。
なお、これまで他の宿泊予約サイト管理システム経由では、民泊新法の許可物件の『minpakuIN』への自動転記はできず、宿泊者情報は手動転記となり手間がかかっていました。
今回のシステム連携により、Airbnbに掲載されている民泊新法の許可物件でも『minpakuIN』を利用した宿泊管理業務の自動化を実現し、業務コストの大幅削減が可能になったと言う事です。
minpakuIN&Beds24を使った宿泊と支払いの流れ
今回実現可能となった業務効率化には、「チェックイン前の宿泊者への情報伝達」と「チェックイン時の受付業務の無人・自動化」に加え、「クレジットカード支払対応機能」があります。
チェックイン前は、宿泊予約サイトで受付後に『Beta24』などの宿泊予約サイト経由で、宿泊者の予約情報やメールアドレスを自動取得。
そのメールアドレス宛に、宿泊施設までの道順やチェックインコードなどのチェックイン情報を自動送付。
チェックイン時には、事前送付したチェックインコードを宿泊施設に備え付けたタブレット端末に宿泊者自身が打ち込むと、宿泊者情報が表示されます。
そしてチェックイン・アウト日、部屋番号、鍵番号などを確認し入室。
チェックアウト時は、タブレット端末のチェックアウトボタンを押すことで完了です。
さらに、クレジットカード支払対応機能も開始することで、無人施設において課題だった現地での宿泊料金の支払い受付が可能になりました。
この機能は、オンライン決済処理サービス『stripe(ストライプ)』を利用するもので、宿泊者が宿泊施設に設置されているタブレット端末にカード情報を入力して、決済ができるようになっております。
さいごに
『minpakuIN』に「AI自動本人確認機能」や「レベニューマネジメント機能(宿泊料金自動設定機能)」などを搭載予定ですので、更にサービスを拡大させていくようです。
コレはすごい…民泊に限らず、ココ数年 PMSの世界もかなり進化してますね。
なお『minpakuIN』ですが、サイトコントローラーの「ねっぱん!」「手間いらず」でも既に連携済みですよ。
ではこれから民泊運営をお考えの方、要チェックです!
「minpakuIN」
https://renoful.jp/minpakuin/index.html
「Beds24」
https://co-reception.com/
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