アメリカでは「Vrbo(ヴァーボ)」の方がよく知られているってホント?
コレは意外です。
日本では「HomeAway(ホームアウェイ)」のほうが馴染みがありましたけどね…
オンライン旅行サイト大手のExpedia・グループですが、2019年5月2日に「HomeAway」(https://www.homeaway.jp/)の名称で展開してきた一棟貸し宿泊事業のブランドを「Vrbo」(https://www.vrbo.com/)に改称(リブランディング)すると発表しました!
【Vrboとは?】
Vrboはもともと「VRBO(バケーション・レンタル・バイ・オーナーズ)」として1995年に創業。
Airbnbが創業する10年以上前から、個人所有のコンドミニアムや住宅などのレンタルサービスを行ってきました。
Expediaによると、米国ではHomeAwayよりもVrboの方が認知度が高く、実際にGoogle Trends(グーグルトレンド)によると、検索ボリュームはVrboの方が多いとの事…。
そして宿泊セグメントにおける取扱いシェアでも、Vrboが圧倒的実績を築いております。
なのでExpediaグループ傘下で、バケーションレンタルや民泊などの宿泊施設は、これまで「HomeAway」や「Vrbo」、「stayz」などのブランドのもとでサービス提供が行われていましたが、特に米国市場では最も知名度・認知度のある「Vrbo」に統合させる方向のようです。
2020年以降、Expediaはまだ進出していないマーケットでは新ブランド名称の「Vrbo」で新しいWebサイトを立ち上げるほか、すでにサービス提供を行っているマーケットでは順次「Vrbo」へのリブランディングの実施を予定しております。
Vrboへリブランド・概要
元々VRBOは、2006年にHomeAwayによって買収されたあと、Expediaが2015年にHomeAwayを買収し、Expediaグループ傘下にHomeAwayやVRBOなどのブランドサイトが加わった流れになります。
当初、Expediaグループでは、個人所有物件の取扱いを本格的にスタートするにあたり、ホテルではなく「ホーム」という新しい選択肢であることを強調する狙いから、「ホームアウェイ」をブランド名として採用しましたが…
今では個人物件の利用がすっかり定着し、むしろ主流にすらなりつつあることから、Expediaはブランド戦略を一歩進めるタイミングと判断。
今春から、ロゴマークのデザインから読み方まで一新しておりました。
さいごに
これまで多くの民泊仲介サイトを買収して拡大をしてきたExpediaのバケーションレンタル事業ですが、「Vrbo」とともに新たな局面を迎えることになりそうです。
この流れが日本まで来るのでしょうか?
今後に注目ですね!
最新記事 by 川嶋 雄司 (全て見る)
- 自社予約フォーム「予約番」丨「コンテンツアシスタント機能」が無償提供期間を延長し、当面の間無償へ - 2024年11月21日
- ANA丨Ctripに旗艦店(きかんてん)を正式に開設! - 2024年11月20日
- 過去に撮影&登録した画像サイズが小さくてサイト登録にお困りの方へ - 2024年11月19日