売り出し方を整えれば、繁忙期の現場がうまくまわる事があります
年末年始も終わりましたね。
お客様はキャンセルやノーショー(No Show・不泊まり)も無く、無事に来られましたでしょうか?
そしてこれからは、まだの方はGWの販売をそろそろ視野に入れたいトコロ。
特に4/27〜5/5の9日間は、なるべく早めに高めに売り出しておきたいです。
ではボクなりにサイトコントローラーを活用しつつ、かつ利益率を上げてキャンセル率を減らし、うまく集客出来る方法を書き留めまてみました。
これさえ抑えれば繁忙期の売り逃し減、間違いなし!
●早い段階で 自社ホームページ用のブッキングエンジンのみ、そして事前決済のみで売り出す。
●友人・知人・リピーター・電話予約(現地決済)を極力避ける。(不毛な値段交渉や急な予約変更等が割と多い為)
●現地決済予約の受け付けを極力避ける。(ノーショーリスクがあったり、同じアカウントで複数の宿の予約をする輩がいる為)
●どうしても売り逃したく無い日は、事前決済プランのみの1プランで販売する。(だいたい14日前からキャンセルポリシーを設定する。1プランであれば宿のオペレーションもラク。現地決済はドリンク代ぐらいなのでチェックアウトもラク)
●事前決済のみの販売にした場合、一休.comだけ+3.5%と手数料が高いので、サイトコントローラーで一休.comの値段を若干上げておく
●極力お子様を受け入れてを停めて、大人のみにする。(お子様ランチやお子様アメニティの用意をしなくてよいし、館内が静かで大人ウケが良い)
●サイトコントローラーで 3名・4名以上等の、複数人数からの受付にする。(1室の単価アップ。もちろん日が近づいたら徐々に少数人数予約を開放)
●満室か残り1室になったら、サイトコントローラーで1社のみの販売設定にして、オーバーブッキングを防ぐ
さいごに
今年の年末年始、湯布院の予約状況は12月半ば頃にブレーキがかかり、更に直前キャンセルが予約状況に響きました。
そうなってしまうと単価を下げたり、少数人数予約の受入をせざるを得なくなってしまいます。
なので確実にお部屋のご予約を確保する為には、上記のように事前決済のみで早めに販売受付・設定しておけば、割と上手くいくのではないでしょうか。
ちなみに、事前カード決済は余分に手数料が2〜3.5%掛かったります。
でも現地でクレジットカード決済されるよりはマシなのかも?
それに直前でキャンセルがあった場合、指定したキャンセルポリシーでキャンセル料が取得出来るようにしておけば、宿はかなり助かるのでは無いかな。
事前決済のみの売り方は、保険であり保証です。
繁忙期はその手数料(事前決済手数料)が多少かかってでも、確実に集客が出来て 大穴を開けない事こそが大切なんじゃないかと、ボクは思います。
繁忙期にリスキーな現地決済予約を取っていくのも別に良いのですが…
お客様のNo Showを100%防ぎ、その宿に絶対泊まりたいと言うお客様だけをお相手に販売出来る事こそが、宿にとって最良なのではないかと思います。
デメリットとしては現金が回らないぐらいでしょうか?
ちなみに事前カード決済分の入金は翌月末になりますのでご注意を。
2019年のGW、うまくご販売が出来る事を祈っております。
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