なお、今回のリニューアルで機能や料金などが改定されております
以前、株式会社空のホテル向け経営診断ツール「ホテル番付」の事を書いた事がありました。
「1万軒を越えるデータベースを無料提供│「ホテル番付」で競合施設をカンタン比較!」
https://kawashimablog.com/yufuin/?p=19307
【ホテル番付とは?】
株式会社空が、2017年8月より提供を開始した日本初の1万軒以上のホテルデータが無料で見られる新サービスです。
1万軒を越えるデータベースから自社や競合ホテルを選び、今までは見えなかった各社の業績を比較することで、客観的にホテル経営をチェックできます。
これからまだまだ、こう言うレベニューマネジメントツール系の新サービスは増えそうですね。
インターネット上に公開されている客室価格と販売室数を用いた独自の計算方法によって、 業績の申告に頼っていた旧来の方法と比べ、「ホテル番付」では迅速で簡潔な料金比較を可能にしております!
コレがあればホテルや旅館の運営にあたり、お客様へのおもてなしやホテル独自の価値提案に注力出来るようになるでしょう。
『ホテル番付』を活用し、まるで”新しいチームメイトが増える”ようなイメージで
そのホテル向け経営診断ツール「ホテル番付」ですが、株式会社空は4月18日 エージェント型サービスへとリニューアルしたと発表しました!
※詳しくはコチラ
今回の発表、エージェント(代理人・代行人)っと言うよりも、敏腕アシスタントが付いたよ〜って感じの方が分かりやすいのかな?
利用出来る主な機能
- NEW! 毎日の変化を自動収集しお知らせする「ヒントレポート」
- 高需要な日を発見する「競合の売り上げを見る」
- 先々の「予約ペースを見る」
- 日ごとの好不調を瞬時に発見する「日ごとの調子を見る」など
- 選択できる比較対象施設:最大15施設まで
- 表示できる期間:最大6ヶ月まで
このように、ホテル・旅館で働くスタッフに代わり「ホテル番付」のAIが周辺ホテル動向などの市場分析を実施。
市場動向に変化・気になる動きがあれば、必要なタイミングで報告・提案してくれます。
リニューアル後の新機能「ヒントレポート」画面にて、エージェントからの報告をまとめて確認可能!
ピンポイントな報告・提案により、販売料金などをすべての日に対して見直す必要がなくなり、改善すべき日を一目で把握出来ます。
確かに…繁忙期に何を基準にどれくらい価格を上げるのか?
その判断って難しいですもんね。
リニューアルは4月24日から実施されており、機能および料金プランが改定。
改定にともない、これまで無料で提供されていたプランは廃止となりました。
※詳しくはコチラ
なお基本プランは有償化ですが、すべてのユーザーへ「28日間の無料体験」を提供!
無料サービスを体験をしたうえで、正式に申し込みができる流れです。
さいごに
しかし…今まで「ホテル番付」を無料で利用して貰ってからマネタイズ(ネット上の無料サービスから収益をあげる方法のこと)するって言う流れは、なんとなく現代的で良いですね〜。
でも有料化に苦言を呈する人もいるかもしれません。
しかしながら…宿泊業界でちょっと畑が違うかも知れませんが、無料のサイトコントローラー「ねっぱん!」に関しては 沢山の施設で使って貰い、その後ホテルシステムが欲しいと言う施設に対しては有料の「イージー会計」を販売しております。
それにどんな無料のサービスでも、しっかり人の手がかかってますからね。
さいごに。
今回の発表で、株式会社空 代表 松村さんがこう申しております。
「我々の根っこにある想いは”私たちは仕事の自動化を通じて、日本のホテル業界をもっと進歩させていくお力添えがしたい”と思っております。また”人材不足で悩まれているホテル業界において、少ない人数でより高いパフォーマンスを出せる世界観を創っていきたい”と思っております。」
確かに…日々の業務に追われているホテル・旅館の現場では、PCにアクセスすること自体が”負荷”ですから。
これからの時代、人力でやっていた単純作業含め 分析や情報収集は、AIや未来のテクノロジーに頼って、宿泊施設の現場ではヒトにしか出来ない事を追求し、宿泊に来られたお客様が快適に過ごせるような環境づくりを目指して行けたら良いでしょうね。
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