強引にお子様連れの宿泊客が来てしまわないように
気になる話を某宿泊予約サイトの営業マンから聞きました。
それはお子様の受け入れをしていない宿泊施設の話です。
最近では「大人限定の宿」が一昔前に比べて増えて来ましたよね?
こう言う宿は大人の方がゆっくり滞在出来るように、お子様の受け入れを不可にしています。
しかしながらホームページ等でそう謳(うた)っていても、こっそりお子様を連れてくるお客様が稀にいらっしゃいます。
でも下記に記載してあります旅館業法には、第五条のような記載があるのをご存知ですか?
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO138.html
【旅館業法 第五条】
営業者は、左の各号の一に該当する場合を除いては、宿泊を拒んではならない。
一 宿泊しようとする者が伝染性の疾病にかかつていると明らかに認められるとき。
二 宿泊しようとする者がとばく、その他の違法行為又は風紀を乱す行為をする虞があると認められるとき。
三 宿泊施設に余裕がないときその他都道府県が条例で定める事由があるとき。
そうなんです。
幾ら楽天トラベルやじゃらんnetなどの予約フォームに【お子様不可】と記載したり、お子様の詳細情報が入力出来なくしても…強引にお子様をお連れして来られた場合、実際には宿泊を受けざるを得ないのです。
なのでもし争ったとしても宿側が負けてしまう可能性があるって事です。
受付時に細心の注意を
Yahoo!知恵袋にも、このようにお子様受け入れの宿泊の件で悩まれている方がいらっしゃるようです。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1453720579
例えば子供が出来る前によく宿泊していた大人専用の定宿があって、子供が出来てもそこに泊まりたい…なんて言う事があったとしても、ボクはそう言うお客様はワガママでおこがましいと思うんですよね。
だってそこは「大人専用の宿」なんですから。
こう言う考えは「自分本位」です。
お金を出せば、自分さえ良ければ良いのだと。
直前で予定が変わり、子供を預けられなくなったから連れて来たとか。
子供を入力する箇所が無かったので、しかたがなく子供の事は書かずに連れて来たとか…。
自分も6才の娘がいるので、家族旅行で「大人限定の宿」に宿泊しようとはボクは思いません。
子供がいたら素直に【お子様大歓迎】もしくは、ちゃんとお子様の受け入れをしている宿を選べば良いと思うんですよね。
コレは差別でもなんでもなくて、区別です。
ミスマッチがお互い困ります。
なのでどうせお金を払って宿泊するのであれば、気持よく迎え入れてくれる宿に宿泊したいですよね?
まとめ
今回なぜこう言う事を書いたかと言うと、強引にお子様を連れて来て法律や旅館業法を持ち出すユーザーがいないとは限らないからです。
各宿泊予約サイトの担当者としても、こう言う事に関しては ほぼほぼノータッチの対応になる事を理解しておかないといけません。「それは宿とお客様の問題であるから」と。
湯布院でも「大人専用の宿」が幾つかあるので、是非是非気をつけて頂きたいと思っています。
ちなみに海外サイトの場合、部屋名に「Adult Only」と付け加えておくと良いでしょう。
そして、こう言う事を堂々と記載されている宿泊施設様にはエールを贈りたいですね!
↓ ↓ ↓
[blogcard url=”http://rosmarinus1998.com/concept.html”]
大人限定と謳っていてもお子様連れのお客様が全く来ないとは言い切れないので、ミスマッチのないように事前に発信しておくと良いでしょうね。
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