『「こんなもの誰が買うの?」がブランドになる』を読んで感じたコト
フォーカス・マーケティングを提唱している、マーケティング・コンサルタントの阪本啓一さんってご存知でしすか?
【フォーカス・マーケティングとは?】
具体的な1人のお客様が喜ぶ商品造成や情報発信などマーケティングを行うこと。
ボクは昨年、楽天トラベルの新春カンファレンスで阪本さんが講師として来られており、それから著書を拝見したり たまにセミナーを受講しています。
久々の読書。
— 川嶋 雄司🏨ホテル・旅館等、宿泊施設のWEB販売・サイトコントローラーの管理にお困りの方へ (@maidokawashima) September 23, 2017
去年の楽天トラベル・新春カンファレンスで講演された、阪本啓一さんの『「こんなもの誰が買うの?」がブランドになる』を読んでます。
彼が提唱するフォーカス・マーケティング、そして「市場の空席」って表現、なんか好きだなぁ〜^_^
読書の秋、ボチボチ読みます。 pic.twitter.com/yTTJ5cfIMr
先日twitterにも書きましたが、『「こんなもの誰が買うの?」がブランドになる』を読んで、改めて「市場の空席」って表現がとても面白いなーって感じたんですよね。
ではそれを宿で当てはめてみるとどうなのか?
阪本さんのお言葉を借りつつ考えてみたいと思います。
「みんなの平均点」ではなく「たった一人の100点満点」を
日本の教育や親の子育ては、割りと「みんなと一緒じゃなきゃいけない」ってモノサシが正しいって言う傾向が強いんじゃないかなって感じます。
41歳のボクも幼少期はそうでした。
みんながこうしているから、自分もそうしないといけない的な。
でもこの「市場の空席」と言う表現…
誰も持っていないモノや、カテゴリーとしてまだ認知されていないコトの方が、もの凄く価値が高いんじゃないかなって思うんですよね。
でも単純にモノで勝負してしまうとカンタンにコピーされてしまい、付加価値が下がってしまいます。
ライバルが増えるってコトです。
では宿にとってどうあるコトが良いのか?
「宿泊して貰う事」から「人生の記憶を作る」コトへ
これからはこう言う視点、宿だけに限らずどのビジネスにとっても大事になってくると思うんです。
だって「宿泊体験」と「人生の記憶作り」では、全く意味合いが変わって来ます。
意識が変われば行動が変わりますもんね。
例えば…
「お子様連れの家族旅行で湯布院に来られた方に、幸せな滞在を楽しんで欲しい」って宿があったとします。
そう言う想いやコンセプトが最初から定まっていると、WEBであっても写真や言葉の使い方も定まり、特定のユーザーにとても伝わりやすくなるんですよね。
コチラはボクがサポートさせて頂いている 湯布院の「旅荘 牧場の家(https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/108557/108557.html)」さんは、家族旅行にフォーカスして販売されてます。
ちなみに湯布院エリアでは高級な旅館が多く、割りとお子様の宿泊は煙たがられてしまう事があるのですが。。
そんな状況の中、お子様を歓迎しているとうたっている宿はココだけになります。
まさに「市場の空席」といったトコロでしょうか?
ボクもささやかながら…。
宿泊施設様へのWEB販売のサポートはもちろんなのですが、「人生の記憶を作る」そのお手伝いが陰ながら出来れば嬉しいなって思ったり。
視点や言葉一つで宿の売り上げはもちろん、ありとあらゆるコトが随分変わってしまうのですから。
ではでは今から大分市のホルトホールに出向いて、久しぶりに阪本さんのセミナーに参加して来ます!
※阪本さんのBlogは必見ですよ〜。
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