飛行機チケットと一緒で、早めの予約をリーズナブルにアプローチしたい方へ
「Non Refundable(ノンリファンダブル)」
マニアックにも、この言葉を使った事があるって言う方はいらっしゃいますか?(笑)
【Non Refundableとは?】
「返金不可」を意味します。
料金プラン名にこの記載がある場合、その料金はキャンセルしても返金はされません。
そう、「Non Refundable」は…そうなんです。
一度予約すれば、宿側に100%入金が確保された予約なんですよ。
その代わり、ちょっとお安くして主にPRするんですけどね。
逆に「free cancellation」とは”自由な取り消し”を意味します。
AgodaやExpediaなど、事前決済で販売出来る宿泊予約サイトでしたら、これから待ち受ける閑散期対策として「Non Refundable」のプランは有効かも知れないですね。
なぜなら、キャンセルポリシーが「Non Refundable(返金不可)」のプランは、仮にキャンセルされても 宿泊施設に100%入金が確定するような仕組みなんですから。
このNon Refundableプランを今後どのように活用するか?
ではコレをどのように扱うかと言うと「早割」として使うのが有効でしょうね。
例えば、30日前の早めに予約された方は5〜10%OFFとかにして、お得感を出してアプローチする感じかな〜?
その代わり、キャンセル不可の「Non Refundable」ですが(笑)
確かに手数料はグイッと上がってしまうのですが、「Non Refundable」のプランであれば 直前のキャンセルもあり得ないですし、ある程度の予約見込みはたてられそうです。
30日前予約は5〜10%OFF、60日前予約は10〜15%OFFぐらいが妥当かな?
あまり利率をあげると 利益も何も残らなくなるので、そこのコントロールには注意が必要ですよ。
まとめ
海外サイトの良いトコロは、基本「Room Only(素泊まり)」「Breakfast(一泊朝食)」「Halfboard(一泊二食)」の3つで収まるトコロですね。
しかもルームチャージ、部屋売り(一棟売り)。コレがいわゆる宿泊のグローバル・スタンダードです。
しかし日本国内の宿泊予約サイトの主な部分は、プラン売りで人数売りが基本。
この場合、季節ごとにプランを作成・販売しないといけないような作業がイチイチあったりします。
コレってぶっちゃけ面倒ですよね?
インバウンドサイトでしたら 複数のプラン登録は必要ありませんので、じゃらんnetや楽天トラベルなどのプラン作成に追われているネット担当者さんは、かなり有り難い仕組みじゃないかな。
もしもGW明けの予約状況が芳(かんば)しく無いので海外サイトにアプローチしたい場合、国内サイトのようにプランを作成して料金を流しこんだりってする必要もありませんしね。
ではこの「Non Refundable」をうまく活用して、閑散期と言われる日をうまく凌いでいきましょう!
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