メールで通知できなかった予約者にも対応。新たな通知方法と対象予約を解説
手間いらず続報!前回の続き記事になります。
【2026年10月5日/続報】TEMAIRAZU不正アクセス|予約前日・当日の巧妙な偽メールにも注意を
その後ですが、手間いらず株式会社の予約管理システム「TEMAIRAZU」への不正アクセス問題について、新たな動きがありました。
これまで川嶋Blogでも何度か取り上げてきましたが、本日(2026/10/21)、予約者への注意喚起をさらに拡大するとの案内がありましたよ。
【『TEMAIRAZU(手間いらず)』シリーズとは?】
国内宿泊施設向けに複数の宿泊予約サイトの一元管理を行う基本能と、予約情報の高速取得やイールドマネジメント機能等を備えたASPシステムです。宿泊施設は、『TEMAIRAZU』シリーズを利用することで、一括で在庫と料金のコントロールができ、収益を上げ、コスト削減が可能となり、利益の最大化が実現できます。
これまではメールによる通知が進められていましたが、予約サイトによっては予約者のメールアドレスが取得できず、通知できないケースもありました。
そこで今回、新たに予約サイトのメッセージ機能(MessageAPI)とSMSを利用した通知が実施されることになったと言うことです。
■ Booking.comなどのメッセージ機能を活用
今回、MessageAPIによる通知対象となるのは、以下の予約サイトです。
Booking.com
Trip.com(New)
Airbnb
いずれも、TEMAIRAZUに予約者のメールアドレスが取得されていない予約が対象です。
予約サイトのメッセージ機能を通じて、宿泊施設から予約者へ注意喚起が送信される形になります。
また、これら以外の予約サイトでメール通知ができなかった予約者については、国内携帯電話番号(070・080・090)宛てのSMS通知も予定されています。
■ 対象となる予約は?
今回の通知対象は、以下の両方に該当する予約です。
・予約日:2026年9月21日までに成立した予約
・宿泊日:2026年9月21日以降の宿泊日の予約
ただし、対象となるすべての予約について、個人情報の閲覧・取得や不審なメッセージの送信が確認されたわけではありません。
あくまでも、これまでの調査結果などを踏まえて設定された通知対象となります。
■ なぜ今回の対応が重要なのか?
宿泊施設の予約管理では、OTAによって取得できる予約者情報が異なります。
特に海外OTAでは、メールアドレスではなく、予約サイト内のメッセージ機能を使って予約者と連絡を取るケースもありますよね?
そのため、メールだけで注意喚起を行うことには限界がありました。
今回、MessageAPIやSMSを利用することで、これまで通知が届かなかった予約者にも注意喚起できる可能性が広がります。
個人的には、二次被害を防ぐための重要な追加対応だと感じています。
なお、個人情報保護委員会からも、可能な限り広く予約者への周知と注意喚起を行うよう指示を受けているとのことです。
さいごに丨宿泊施設側の同意が必要
今回の通知は、手間いらず株式会社が宿泊施設から通知業務を受託する形で実施されます。
そのため、通知を希望する施設は専用フォームから申し込む必要があります。
【通知同意フォーム】
https://forms.gle/RvAa8QBNyuCs14nC7
MessageAPIとSMSは、どちらか一方だけを選択することも可能です。
ただし、MessageAPIを利用する場合は、事前に手間いらず管理画面での設定が必要となります。
では、具体的な設定方法や注意点については、後編で詳しく解説します。
今回の対応を希望する宿泊施設は、まず案内内容を確認しておきたいトコロですね。
【手間いらず 関連の記事一覧はコチラ】
https://kawashimablog.com/wp01/?cat=329
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