せっかくのキャンペーン、覚えていただき、また戻って来てもらえるような施策・事前準備を
前回の続きになります。
「九州ふっこう応援割」を利用する旅行者にお願いしたい10のこと Part.3
普段の九州で生活している日常が、他県の方からすると特別なものに感じる事があるかも知れませんね。
【「九州ふっこう応援割」とは?】
地震などの災害で落ち込んだ観光業を支援するため、国や自治体が旅行代金の一部を補助・割引する観光復興支援制度です。
では「永続的に地域全体が元気になる」…そんなご提案をアレコレして来ましたが、今回でラストになります。
10.そして、キャンペーンが終わっても「また九州へ」
「お得だから行ってみよう」
旅のきっかけは、それで十分だと思います。まずはこの場所に足を運んでもらい、風を感じ、美味しいものを食べ、地元の人と笑顔を交わしてもらうこと。そこからすべてが始まります。
割引という「きっかけ」の扉をくぐった先で出会った、宿の温かいおもてなし、忘れられない一皿の味、夕暮れ時の街並みの美しさ。
もしその体験を通じて、あなたの心に「九州のファン」という小さな芽が生まれたなら、ぜひその芽を大切に育ててみてください。
割引の期間が終わっても、季節が変わればまた違う景色と出会えます。今度は大切な人を連れて、あるいは自分へのご褒美として、ふらりと帰ってきてほしい。
「割引があるから行く場所」から、「好きだから何度でも通う場所」へ。
割引をきっかけに生まれた旅人との新しいご縁が、一回きりで終わらずに長く続いていくこと。それこそが、地域の事業者が明日へ向かって走り続けるための本当の力になり、何よりの復興支援になるのではないでしょうか?
「ふっこう割」という制度の本当の価値は、単に「旅費が安くなること」ではありません。
安くなったことによって生まれる「心のゆとり」や「ワクワクする余白」こそが、この制度の持つ本当の力かも知れませんね。
・浮いた予算で、いつもなら迷ってしまう特撰料理を追加してみる。
・気さくな店主のいる居酒屋の暖簾をくぐってみる。
・明日の朝のご褒美に、街角のパン屋さんで焼きたての香りを連れて帰る。
そんな風に生まれた「小さなワクワクの消費」は、点から線へ、線から面へと街全体へ広がっていくことでしょう。
宿のフロントで交わした笑顔、居酒屋で出会った地酒の味、お土産を包んでくれたおばちゃんの「ありがとうね」という声。その一つひとつが組み合わさることで、単なる「お得な旅行」は、「忘れられない旅の記憶」へと変化していきます。
「割引があったから得をした」という満足で終わるのではなく、「九州の街や人と出会えて本当に楽しかった」という感動を持ち帰っていただくこと。
そして「またあの街に行きたいな」と、九州を好きになってもらうこと。
旅人が九州を楽しみ尽くし、その笑顔が巡り巡って地域の明日を照らす循環をつくる——。それこそが、このキャンペーンが描く、最も温かく美しい「応援のカタチ」なのだと思います。
さいごに
「九州ふっこう応援割」は、九州外からの方はもちろん、「九州に暮らす私たち」が地元の魅力を再発見する絶好のチャンスでもあります。
そしてこの時代ならではで、公式SNSに誘導して忘れられないような対策もお忘れなく。
近場の温泉や宿にあえて一泊してみることで、地元の美味しいお酒や朝の街並みなど、普段は見落としていた魅力に改めて出会えるかも?
では、九州内外の誰もがこの旅を通じて「やっぱり九州が好きだ」と感じ、末永くつながるご縁になりますよう祈っております。
【「九州ふっこう応援割」関連の記事一覧はコチラ】
https://kawashimablog.com/wp01/?cat=3250
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