起こりえる急な問題にも冷静に対処してまいりましょう
前回の続きです。
【要注意】「九州ふっこう応援割」で何が起こる?宿泊施設が警戒したい10の問題と意外な副作用 Part.1
大量のキャンセルと予約・変更処理が、現場の負担になることは間違いないでしょう。
【「九州ふっこう応援割」とは?】
地震などの災害で落ち込んだ観光業を支援するため、国や自治体が旅行代金の一部を補助・割引する観光復興支援制度です。
でもせっかく国が決めた支援策なので、現場で起こりうるだろう問題を事前に察知して負担を極力減らしつつ対応したいトコロですね。
では今回も「九州ふっこう応援割」がスタートして起こり得るだろう問題点をピックアップしてみました。
4.「50%OFFなのに、以前より高い?」問題
前回Part.1でもご紹介した”3番”とも関連しますが、もう一つ怖いのが需要増加による価格上昇です。
ふっこう割が始まる
↓
予約が殺到
↓
需要に応じて宿泊料金が上昇
↓
50%割引
という流れになれば、「割引を使ったのに、普段より高い」ということも起こり得ます。
「50%OFF」という数字だけではなく、実際の販売価格がどう変化したのか。
旅行者は意外と細かく見ていますので、現場としてもクレームが起きにくいような価格調整が必要なんじゃないかと感じます。
5.予約開始日の「争奪戦」
今回の制度で特徴的なのが、具体的な予約開始日や対象期間を各県が設定することです。
そのため、「○月○日10時から販売開始!」となった瞬間に、人気ホテルや人気観光地の予約が集中する可能性があります。
アクセス集中によるサイトの混雑、予約操作中のエラー、売り切れなどが起きれば「開始時間にアクセスしたのに予約できない」という不満も出てきそうです。
6.予算終了による「突然の終了」
「10月1日から50%OFF」と聞くと、「10月ならいつでも使える」と思ってしまう人もいるでしょう。しかし、当然ながら予算には限りがあります。
人気施設や人気日程に予約が集中すれば、「昨日までは割引対象だったのに、今日は対象外」ということも考えられます。
特に、「予約時点では対象だったけれど、変更したらどうなる?」「日程変更したら割引は維持される?」など、細かなケースで宿泊施設側に問い合わせが増えることも予想されます。
さいごに
9月に入るとメディアも騒ぎ出しますので、比例して宿泊施設に「九州ふっこう応援割」の問い合わせも増えそうですね。
需要が増えることは嬉しいのですが、宿泊施設の現場の負担も一気に増えますのでそこは懸念しております。
なお8月現在では、正直なトコロ宿泊施設側に詳細は全く知らされておりませんので、気になっている宿泊施設へのお問い合わせは現時点では控えていただきたいと感じております。
もしくは宿泊施設側も事前に、公式サイトや公式SNS等で訴えておくとよいのかも知れません。
【要注意】「九州ふっこう応援割」で何が起こる?宿泊施設が警戒したい10の問題と意外な副作用 Part.3
【「九州ふっこう応援割」関連の記事一覧はコチラ】
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