まさに宿泊業界のグレーゾーンを突いた面白いサービスでした
ボクがBlogで初めて書いたのが 2016年9月でした。
この当時は「とんでもない宿泊のサービスが出てきた」と、衝撃を受けたのを覚えています。
宿泊キャンセルもシェアの時代へ│宿泊予約の権利売買サービス「Cansell(キャンセル)」 https://t.co/Dc6avJ97TW pic.twitter.com/ix9ZYdU17H
— 川嶋 雄司🏨ホテル・旅館等、宿泊施設のWEB販売・サイトコントローラーの管理にお困りの方へ (@maidokawashima) September 6, 2016
その頃巷では「シェアリングエコノミー」って言う言葉も流行っておりましたので、時代とマッチしていたのでしょうね。
なのですがキャンセルしたい宿泊予約の売買サービス「Cansell(キャンセル)」(https://jp.cansell.com)は、2022年3月18日12時をもってサービス終了する事となりました。
【Cansellとは?】
キャンセル料の掛かるホテル予約の権利を他の人に販売できるWebサービスです。
宿泊予約の権利を売ることでキャンセル料を節約出来ます。
「Cansell」はコンセプトもネーミングセンスもしかり 宿泊業界では唯一無二のサービスだったのですが、コロナ禍ではずっとサービスをSTOPされていたので ちょっと気になってはいたんですよね。
需要と供給のバランスが崩れると、ちと運営が難しかったのでしょう。
なので今回の発表は残念であり寂しさも感じております。
さいごに
今回コロナ禍が長引いた事で 人が動かず予約も宿泊もせずとなれば、キャンセル料の掛かるホテル予約の権利を 赤の他人に譲渡・売買できるWebサービスの「Cansell」は どうしても縮小せざるをえませんからね。
仕方のない判断だったのでしょう。
でもまた別のカタチ・アイデアで、是非宿泊のWEBサービスで違う”何か”を始めて欲しいトコロですね。
※2016年9月の写真、当時のCansellシェアオフィスにて山下さんと
5年半前 ボクがお友達の向出さんからこのサービスの存在を教えて貰い、すぐに代表の山下さんに連絡を取って貰って東京のオフィスに駆け込んだのがなんだか懐かしいです。
では山下さん、そして「Cansell」でお世話になったスタッフの皆様、今日の時点でまだ終わった訳じゃありませんが一旦お疲れ様でした!
「旅行業はもうやらない」か。
— 川嶋 雄司🏨ホテル・旅館等、宿泊施設のWEB販売・サイトコントローラーの管理にお困りの方へ (@maidokawashima) March 18, 2022
でもなぜか、今後彼のやろうとしているだろうビジネスに期待と応援してしまう自分がいます💪😃
宿泊権利売買「Cansell」がサービスをシャットダウン、会社は破産手続へ——代表・山下氏に聞いた、閉じる決意の理由 | BRIDGE(ブリッジ) https://t.co/DGsmjyiGZC
また違うカタチでお会い出来る日を今から楽しみにしております。
【「Cansell 関連の記事一覧はコチラ】
https://kawashimablog.com/?cat=1454
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