これからインバウンドサイトでご販売を検討中の施設様は要注意です。
日本の宿泊予約サイトはたいがいお一人様の金額(人数売り)が表記され、人数が増えればそれに伴い料金が上がるシステムで登録している施設様がほとんどです。
でも、Booking.comやagoda、Expediaなどはルームチャージ、いわゆる1室の料金での登録になります。コレがグローバル・スタンダードなんでしょうか?
ルームチャージ【room charge】とは?
ホテルの室料。1室単位の料金。なので何名様で利用しても宿泊代金は同料金という、人数が増えるとお財布に優しくなる販売方法です。
ビジネスホテルや貸し別荘など、国内の宿泊予約サイトでもルームチャージ登録は可能なトコロが多いですね。しかし、そこで気をつけないといけないサイトが一休.com(http://www.ikyu.com/)です。
もちろん一休.comも人数売りと一室売りの2種類に分かれているのですが、デフォルトで、ホテル系は【1室あたりの料金】に、旅館は【1名あたりの料金】に最初からラジオボタンにチェックが入っております。
▼昔、この件でアメブロにも書いてました▼
http://ameblo.jp/lesbaux/entry-11611802977.html
コレはサイトコントローラーでヒモ付けして料金を流し込むと、とんでもない金額になる場合がありますので気をつけましょう。
最近のインバウンドサイトのサイトコントローラーでの料金設定方法
実は最近、Booking.comやagoda・Expediaなど、ルームチャージだった海外サイトも、ちょっと強引ですが日本の宿泊予約サイトのように【人数売り】が出来るようになっております。
コレが湯布院でインバウンドが伸びた要因ではないでしょうか?自社予約はともかく、どのサイトを見ても同じ金額・同じ在庫にする事こそが、宿のスタッフにインバウンドのハードルを下げて、現場で海外から来られるお客様もネット販売にも取っ付き易くなる一つの要因になるかと思っております。
まとめ
要はじゃらんnetや楽天トラベルから入った予約が2名様1室で21,600円であれば、Booking.comやagoda、Expediaなども1室2名様で21,600円になるように、サイトコントローラーでうまくヒモ付け設定すればお会計に現場のスタッフも困りづらくなるんじゃないかと個人的に思いますね。
ただし、Booking.comは全て現地決済。
agodaは全て事前決済。
Expediaは現地決済のみ、現地決済or事前決済、事前決済のみの3つからチョイス出来ます。(Expediaは決済方法で手数料が変わります)
事前決済のサイトは、手数料を差し引いた額がサイトコントローラーやホテルシステムに取り込まれます。海外サイトは何かと日本式の宿泊予約サイトと違う点が多いですが、ルームチャージの販売方法もしっかり把握していて損はないと思います。
(ちなみに川嶋はデイユースの家族湯をルームチャージで販売していますよ。)
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