「スカスカおせち問題」のような商品のダウングレードや、定価の水増し等のトラブルが相次ぎ、信用を失ったか
先日、急な発表でしたね。
一時宿泊業界にも参入して、湯布院にも営業が来ていたが…
— 川嶋 雄司🏨ホテル・旅館等、宿泊施設のWEB販売・サイトコントローラーの管理にお困りの方へ (@maidokawashima) September 28, 2020
日本人にはフラッシュマーケティングは馴染まなかったようですね。
「グルーポン」日本市場から撤退 クーポン販売終了「大変に重く、つらい決定」11年にスカスカおせち事件(スポニチアネックス)#Yahooニュースhttps://t.co/Hv6RVx4fNw
ボクもTwitterでツイートしましたが、共同購入型クーポンサイト「GROUPON(グルーポン)」が日本市場から撤退すると発表がありました。
【グルーポンとは?】
アメリカ合衆国イリノイ州シカゴに本社を置き、共同購入型クーポンサイト「Groupon」を運営するアメリカの企業である。
久々にグルーポンの名前を聞きました。
なお日本国内でのサービス提供は2010年8月からだったんですね。
あれから約10年前…あの頃はホントにフラッシュマーケティングバブルでした。
そしてグルーポンが粗悪なおせちを売ってしまうと言う「スカスカおせち事件」をキッカケに一気に下火となり、その後国内の類似サービス(ポンパレやKAUPON等)はドンドン閉じていきました。
なお「Groupon Japan」のカスタマーサポートページ(https://www.groupon.jp/customer_support)にも、現在このように記載されております。
では改めて、グルーポンの事をちょっとおさらいしましょう。
グルーポン撤退までの流れ
そもそもグルーポンは「クーポン共同購入サービス」だったのをご存知ですか?
カンタンに説明すると、飲食店や美容施設などのサービスを特別価格で購入できるサイトの事を言います。
その流れで、宿泊施設も一時半額で掲載されたりしたんですけどね。
(スカスカおせち問題後は、値引きクーポンが主でしたが)
なお“共同購入”の名前の通り、一定時間内に規定の購入者が集まることで大幅な割引がなされるのが特徴で、当時は「フラッシュマーケティング」とも呼ばれていました。
(今グルーポンは「マーケットプレイス」と呼んでおります)
ただ クーポンと言うのは安売りである事には違いないので、下手すると店のブランドを下げたりしますし、新規顧客を獲得してからの維持をするのが大変だったりします。
なのでグルーポンに悩まされていた飲食店や宿泊施設もきっと多かったはず…。
それに現在 日本国内では国を上げて「Go Toキャンペーン」も開催されていたりしていますので、これでフラッシュマーケティングにとどめを刺したカタチになったのでは無いでしょうか。
さいごに
ボクは結局、グルーポンは使わずに今回のサービス終了となりました。
ポンパレもそうでしたが、結局理由無きディスカウントは お客様に何の価値も生みませんね。
だって値引き以外に、そのお店や宿泊施設のファンにはなり辛いと思う訳で。
だって半額から倍の、いわゆる「通常価格」に戻った時にアナタはその宿に宿泊しますか?
っとBlogでこんな事を書きつつ、Go Toトラベル後の世界が今から怖いなと感じる今日この頃でした。
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