人手不足が深刻化するホテル・旅館にとって、救世主となるか?
AIを活用し、人力やカン・経験に頼らない客室単価設定がコレで可能になるかな?
複数のオンライン宿泊予約サイトを一元管理できるサイトコントローラー・手間いらず(https://www.temairazu.com/)は、レベニューマネジメントシステム(RMS)『メトロエンジン』(https://metroengines.jp/)と、2019年3月6日からシステム連携を開始しました!
【メトロエンジンとは?】
リアルタイムのビックデータやAI(人工知能)や機械学習を活用し、ホテル・旅館の客室単価設定や分析ができるレベニューマネジメントツールです。
【レベニューマネジメントシステムとは?】
需要予測に応じた料金設定を行い、収益の最大化を図る為のシステムです。
『メトロエンジン』は今までボクのBlogでも何度かご紹介しておりましたし、先月のホテレスのブースでも賑わってましたよ。
今回手間いらずと連携を開始した『メトロエンジン』は、カンタンに言うと 人工知能・機械学習技術を活用した、ホテル・旅館向け客室単価設定ツールになります。
宿泊施設は『メトロエンジン』を使用する事で、これまでレベニューマネジメントに費やしていた時間や手間を節約することが出来るので、とっても便利です!
最近では「ダイナミックプライシング」って言葉も良く使われるようになりましたね。
コレは例えば同一の商品であっても、サービスの価格を需要と供給の状況に合わせて変動させる価格戦略を意味します。
メトロエンジン概要
『メトロエンジン』は、従来の過去データの分析に頼ったレベニューマネジメントとは異なり、「競合宿泊施設の客室単価」、「在庫数」、「レビュー数」など、宿泊客が施設を選ぶ際の基準となる「予約行動」に関わるビッグデータ(訪日客データ、市場トレンドデータ、周辺施設の在庫数・客室単価データ、予約状況データ、レビューデータ、季節性やイベントのデータなど)を毎日収集し、人工知能・機械学習技術を活用した徹底的な分析および客室単価の算出を行っているため、より適切な客室単価の設定を行うことが可能です。
『メトロエンジン』を利用することで、宿泊施設は機会損失を防止し、収益の最大化が期待できます。
今回の連携により、宿泊施設は『メトロエンジン』と手間いらずを併用することで、『メトロエンジン』で様々なデータを基に算出された客室単価を、手間いらず経由でOTAやホールセラーなどの販売チャネルへ簡単に反映することができ、作業の効率化が図れます。
さいごに
今回手間いらずとメトロエンジンの連携により、宿の閑散期と繁忙期の価格のバランスが取れるとは言ったモノの、繁忙期の上限・下限価格をちゃんと設定しておかないと価格爆上げ&爆下げになったりして、リピーターの方とかはかなり損した気分になるかも?
いっときアパホテルの露骨な値上げが話題になってましたが、やり過ぎな料金コントロールもいかがなモノかなって思いますもんね。
なお、手間いらずとレベニューマネジメントシステム(RMS)との連携を行うためには、オプション「RMS連携機能」のお申し込み(月額料金:10,000円(税抜))が必要となります。
RMSとの連携をご利用される場合は、 オプション>オプションについて>オプション機能一覧 からお申し込みくださいね。
これにより、現在手間いらずで連携可能なRMSはと言うと…
・株式会社たび寅 「神の軍配」(http://www.tabitora.com/yield.html)
・メトロエンジン株式会社 「メトロエンジン」
コチラの2つになります。
では、需要予測による料金設定があまり上手く行ってない方は、チェックされてみてください!
「メトロエンジン・記事一覧」
https://kawashimablog.com/yufuin/?cat=2510
「手間いらず・記事一覧」
https://kawashimablog.com/yufuin/?cat=329
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