遂に民泊時代到来と予想。キーワードは「シェアリングエコノミー」と「セキュリティ」
明けましておめでとうございます。
2016年も宿泊業界に携わって、情報を発信して行けたらと思っています。
さて、今年はどんな年になるのか?楽しみではありますが、予想されるのは「シェアリングエコノミー」の開花、そしてそれに伴う「セキュリティ」の問題でしょうね。
【シェアリングエコノミーとは?】
欧米を中心に拡がりつつある新しい概念で、ソーシャルメディアの発達により可能になったモノ、お金、サービス等の交換・共有により成り立つ経済のしくみのことを指します。
シェアリングエコノミーとは簡単にいうと、世の中に余っている人・物・金などをみんなで共有する仕組みの事です。【共有型経済】と申しましょうか?
一昔前に比べ、モノを所有したり独占したりする事が減って行く事でしょう。
現に私もあれこれ買っていた本やCD、ゲームなどをほとんど買わなくなっています。
バブリーな時と違って、別荘や高級車を所有する事がかっこ良いって言う時代はすでに終わってますもんね。逆に所有する事で悩んでいる人も多いかと思います。
住宅が余る昨今、どこの誰とどのようなビジネス展開するのかが重要になります。
宿泊の動向は?
日本国内で2016年に起こりうる出来事で真っ先に頭に浮かぶのは、Airbnbのような民泊サイトが大躍進するかなとみています。
実際、都内や100万都市のビジネスホテルの空き状況や宿泊代金の高騰など、民泊が世に入る入らない以前に、日本が国レベルで調整していた2015年。
今まで反対してきた人の声もどこへやら。
国も2020年のオリンピックまでに解禁前提で動いていますね。
これに伴い、不動産会社(アパマンショップやエイブルなど)の民泊参入。
さらに民泊は成長産業ですから ノウハウを持っていない企業でも、マンションを丸ごと借り上げて 民泊を事業として行なうケースも増えるでしょう。
そして宿泊予約サイトの民泊参入。←すでにExpediaはしましたが。▲こう言う感じの本もちょいちょい出版されてきましたね。さて、民泊が吉と出るか凶と出るか!?▲
日本人には正直なトコロいわゆる「民泊」へはまだまだ馴染みはないので、利用者はそんなにも増えないでしょうけれど、外国人は金銭面から言ってもハードルが低いです。
日本人・外国人含めて 安全面・セキュリティの問題さえしっかりケアができれば止める理由はありませんから、法整備が急がれます。
まとめ
各々の立場に寄って、見解が様々な民泊問題。
そりゃ、ちゃんと営業許可書や消防・保健所などを順番にクリアして始められた宿泊施設にとっては腹立たしい事もあると思います。やっぱりどう考えてもフェアでは無いですからね。
その他マンションやアパートの経営者など、集合住宅で民泊禁止の規約を入れていかないと、借り手がいなくなってしまう事も無いとは言えません。
民泊って言う新しいマーケットへの期待と不安をよそに、僕は旅館とホテルはさほど影響を受けずまだまだ伸びると判断しています。
なので多少は「民泊」が気になるものの 宿泊予約サイトをメインに使って、変わらず旅館・ホテルの売り上げに貢献できたらと思っています。
2016年度は民泊の会社の方と接触して
情報共有して行きたいですね。
本年もどうぞよろしくお願いします!
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