半年前から準備した事で、繁忙期の現場がうまくまわる事があります。
昨日色々書こうと思っていたのですが、ちょっと頭が回転せず…今日になってしまいました。
今年のGWや来年の年末年始に見返す事が出来るように。
全国的に大晦日からお正月にかけて思わぬドカ雪が降り、「この雪でちゃんと来てくれるだろうか?」っと思われた旅館さんも多かったかと思いますが、あくまで川嶋の持論で大雪でもキャンセル率を減らし、うまく集客出来た宿の販売方法を書き留めます。
▲福井で降ったドカ雪であたり一面があっという間に雪に…今回公共の交通機関にかなり影響が出ましたね▲
これさえ抑えれば、繁忙期の売り逃し減 間違いなし!
●友人・知人・リピーター・電話予約を極力避ける。(不毛な値段交渉や急な予約変更等が多い為)
●現地決済を避ける。(同じアカウントで複数の宿の予約をする輩がいる為)
●インバウンドサイトの販売を避ける。(公共機関の乱れでチェックインが遅くなったりNo Showの可能性が高い為)
●年末年始、どうしても売り逃したく無い日を、半年以上から事前カード決済のみの1プランで販売する。(だいたい14日前からキャンセルポリシーを設定する。現地決済はドリンク代ぐらいなのでチェックアウトも楽)
●事前カード決済のみの販売にした場合、一休.comだけ+3.5%と手数料が高いので、サイトコントローラーで一休.comだけ若干値段を上げる
●普段、お子様を受け入れている施設様の場合、大人のみの受け入れにする。(お子様ランチやお子様アメニティの用意をしなくてよいし、館内が静かで大人ウケが良い)
●サイトコントローラーで3名以上のみの受付にする。(1室の単価アップ。もちろん日が近づいたら徐々に2名予約を開放)
●満室か残り1室になったら、サイトコントローラーで1社のみの販売設定でオーバーブッキングを防ぐ
まとめ
全て当てはめなくとも確実にお部屋のご予約を頂戴する為には、上記のような事がキレイ事抜きで結果うまくいきます。
今年の年末年始の湯布院の予約状況は、12月半ばには年末年始の予約にブレーキがかかり、直前のキャンセルが予約状況に響きました。
確かに事前カード決済は余分に手数料が2〜3.5%掛かります。しかし直前でキャンセルがあった場合でも、指定したキャンセルポリシーでキャンセル料が自動取得出来るようにすれば宿としてはかなり助かります。
ちなみにプランが少ないとスタッフの流れ(オペレーション)が楽になります。
この売り方は保険であり保証です。
繁忙期はその手数料(事前カード決済手数料)が多少かかってでも確実に集客出来、大穴を開けない事こそが大切なんじゃないかと川嶋は考えますね。
そして今度はGWが来ます。
繁忙期でも誰でもいいから泊まってくれ…では無く お客様のNo Showを100%防ぎ、その宿に絶対泊まりたいと言うお客様だけを相手に出来る販売方法こそが、宿にとって最良なのではないかと思います。
デメリットとしては現金が回らないぐらいでしょうか?ちなみに事前カード決済分の入金は翌月末になりますね。
最新記事 by 川嶋 雄司 (全て見る)
- 自社予約フォーム「予約番」丨「コンテンツアシスタント機能」が無償提供期間を延長し、当面の間無償へ - 2024年11月21日
- ANA丨Ctripに旗艦店(きかんてん)を正式に開設! - 2024年11月20日
- 過去に撮影&登録した画像サイズが小さくてサイト登録にお困りの方へ - 2024年11月19日