「るるぶ」が初めて登場したのは、1973年に創刊された若い女性を対象とした旅行雑誌の書名としてでした

この旅行雑誌の誌名は、コピーライターの中村牧江氏によって名付けられました。中村氏はコピーライターとして様々な賞を受賞しているほか、絵本作家としての活動も行っています。
この月刊誌は残念ながら1997年秋に休刊となりましたが、1984年から、情報版という新しいガイドブックのシリーズ名にも使われ、現在年間250点以上発行される旅行情報誌の代名詞として今に至っています。
(2010年12月に発行点数3791点で旅行ガイドとしてギネス世界記録に認定されています。)
そんな るるぶ情報版は2013年8月に30周年を迎えましたね。すごいです!
るるぶトラベルとるるぶ.comの違いとは?
●るるぶトラベル→ JTBが提供する 宿泊予約&ツアー予約のサイト。http://rurubu.travel/●るるぶ.com →JTBパブリッシング(旧・交通公社出版事業部)が運営する、旅行ガイド『るるぶ』の購読者や相当するお客様への情報提供サイト。http://www.rurubu.com/

2つは運営会社も違う(.comは出版会社、トラベルは旅行会社)ので、全く異なります。
もっと優しく言えば、本を出す会社と旅行を販売する会社の違いです。全く違いますね。
同じJTBグループであることには、変わりないですが、中身は、全くの別物です。
じゃあ、旅行会社JTBのJTBって何の略?
1963年、財団法人日本交通公社の営利部門を分割・民営化し、株式会社日本交通公社として創業。現社名のジェイティービーは、Japan Tourist Bureauの頭文字ですね。旅行業界では日本最大級です!http://www.jtb.co.jp/
80年代はロゴマークだけ「JTB」で、正式名称は「財団法人 日本交通公社」。まもなくJTBの営業部門が株式会社として分離・民営化され、正式にJTBという旅行代理店になったようです。
まとめ
国内ではパッケージツアー「ルックJTB」(海外旅行)、「エースJTB」(国内旅行)、「旅物語」(メディア型直販商品、海外旅行・国内旅行)に代表される旅行業のほか、時刻表(『JTB時刻表』など)や旅行雑誌「るるぶ」などの出版業(現在はJTBパブリッシングに分社)をはじめ、旅行業以外にも、ホテル、不動産、金融、情報サービスなど様々な事業を統括しています。
まさに、旅行業界最王手です!
ちょっと疑問に思って少し調べてみただけなんですが…設立が1912年3月12日と、102年も続いていた会社だったとは…とても歴史があった会社だったんですね。
今後もリアルエージェントのJTBとネットエージェントのるるぶトラベルと上手にお付き合い出来たらと考えております。