主な特徴を要チェック!
こんにちは、旅館のWEB集客のサポートをしている川嶋(@maidokawashima)です。
先日レジャーホテルの事を記事に書きましたが、ここ最近の訪日外国人増加の影響を受け、「民泊」以外にも「ゲストハウス」と言う種類の宿泊施設が増えているのはご存知でしょうか?
※シティーホテルの記事はコチラ
【ゲストハウスとは?】
アメニティサービスなどを省いた素泊まりの宿で、海外ではバックパッカー(リュック1つで格安な宿を泊まりながら長期的に旅をする人)が利用する宿として知られています。
個室もありますが、ドミトリーと呼ばれる相部屋を提供しているトコロが主です。
昨今 市街地・観光地では、古い民家を改造した低料金のゲストハウスが増えています。
都心でも雑居ビルの一角を改装したゲストハウスも増加しており、個人で起業する人もちらほら…。
しかし新規参入しやすいってことは、競合も出来やすいって事です。
もちろん、じゃらんnetや楽天トラベル等でも販売&予約も出来ますよ。
ではゲストハウスについて少し調べてみましょう!
ゲストハウスは共用スペース利用で宿泊代が抑えられています
バス・トイレはほとんどが共用になります。
※設備は収容人数に応じて設置するので、10人以下ならトイレ1個でもOK
それにリビングや自炊のできるキッチンも共用で使用出来ます。
お風呂も共同の大浴場のようなものは基本ありません。シャワールームが主。
浴衣・歯ブラシセット・髭剃り・バスタオルなどのアメニティも用意されておらず、有料での販売もしくはレンタルという形態をとっています。
基本、ホテルや旅館では当たり前のように思われるサービスがありません。
お布団またはベッドのシーツはお客さん自身で敷きます。
なお、お食事の提供もありません。
でもその分、時間の制約がないので気軽さはありますね。
まとめ
ゲストハウスをオープンさせるためには、保健所・建築課・消防所に問い合わせをしないといけません。
この3つをクリアにしないと、ゲストハウスの営業はできません。
それにゲストハウスは旅館業法の簡易宿所にあたり、正規のホテルや旅館とは区別されています。
ちなみに旅館業法では5部屋以上の客室を持つ施設を旅館と言い、4部屋までの施設が簡易宿所扱いです。
5部屋以上でも 2段ベッドを置いていると簡易宿所になり、カプセルホテルも仲間になります。
なので冒頭にも書きましたが 旅館やホテルに比べてゲストハウスは開業しやすいので、都心の方ではプチ開業ラッシュが起きているんですよ。
しかしインターネット上では、違法民泊と言う強敵が居ます。
違法と言えど、駅近・トイレバス付き個室・貸切スタイルなどなど種類も様々…。
さらに、場所によっては1,000円以下のエリアもあり、よほど個性や独自性がないと価格競争に巻き込まれます。
思っている以上にライバルは多く、エリアによっては結構厳しそうな感じがしますね。
…色々と書きましたが、最近では「ゲスドル(=ゲストハウスアイドル)」と名乗っている方も存在しております。
こう言った、リアルとネットを行き来して活動している人も、今後注目したいトコロですね!
「ゲストハウスってなに?」
https://note.mu/naru_gesdol
【「いまさら聞けない宿泊カテゴリー」の記事一覧】
https://kawashimablog.com/yufuin/?cat=2969
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