Reluxが厳選する約1800宿が、中国本土からでも予約出来るようになります
今後はアジア圏にどんどん進出かっ!?
Reluxはこのほど、中国のOTA最大手Ctrip傘下のQunar.com(チューナー・ドットコム)とのシステム連携を発表しました。
※なお連携して Qunar.com経由で予約が発生したとしても、宿が負担する手数料(12%+サイトコントローラー接続費 月額5400円)は変わりません。
【Qunar.comとは?】
Qunar.comは、2005年に中国初の旅行検索エンジンサービスを開始し、ユーザー数3億人、App累計ダウンロード量は17億回を超えております。
世界中の62万の航空線路、103万軒のホテル、85万あまりのレジャーコース、1万近い観光スポットを提供しており、航空券の発券量は年間で1,000万枚以上の中国最大級のオンライン旅行プラットフォームです。
ちなみにQunar.comは、旅行サイトの中でも 横断比較・旅行検索サイト(メタサーチ)に分類されます。
なので中国版のトリップアドバイザー、トリバゴ、トラベルコちゃんって感じですかね〜。
そして今注目のReluxですが、2018年の7月でグローバル会員数が30万人を超えております!
中国本土の会員数はそのうちの約5%になりますので、今回Qunar.com(https://www.qunar.com/)との連携で中国からの流入はさらに増える事でしょう。
Qunar.comが提供するスマートフォン端末用アプリのダウンロード数はすでに8億を超えていることから、マーケティング面で大きな戦力となりそうです。
ちなみに、Qunar.comの「Qunar」は中国語で「どこに行く?」という意味で、少し砕けたニュアンスになります。
ReluxとQunar.com提携の背景について
・2017年1月から12月までの訪日外客数約2,800万人のうち、4分の1以上が中国からの旅行者であること。
・政府が2030年までに、訪日外客数を2017年の約2.1倍に当たる6,000万人まで伸ばすという目標を掲げている事。
・これが達成された場合、中国でのさらなる訪日市場の拡大が推測できる事。
・さらに1人当たりの旅行支出を国別に見た場合、中国が最も高い22万円を記録している事…etc。
改めてこうやって見ると…中国の訪日旅行市場は非常に大きい事が伺えますね。
今年1月、Reluxのウェブサイト内で「もうひとつのわが家」をコンセプトとして、民泊や町家・古民家・貸別荘などを扱う会員制の宿泊予約サービス「Vacation Home」の提供も始めており、事業領域を拡大しながら成長をみせるReluxとQunarの提携によるシナジーに期待が高まっております。
さいごに
Relux運営のLoco Partnersでは、2018年8月現在 従業員数が170人を突破し、今後ますます事業を拡大させて行く事でしょう。
Loco Partners、9月1日にサテライトオフィス「Factory」をオープン
https://loco-partners.com/2018/08/news/7904.html
なんか会社の勢いを感じます!
では明日もReluxの動向を書いて行きますね。
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