川嶋の原点

2015年8月15日 終戦の日、高さの違う靴にじいちゃんを想う。

Pocket

こんにちは、川嶋です。
今、大好きな曲を聞きながら このBlogを書いています。

森恵「はじまりは涙」
https://www.youtube.com/watch?v=cvsMU0x_55c

https://www.youtube.com/watch?v=fPJ_ZIfuVXU

森恵さんの歌声・ギター、とても素敵ですね。
今日も川嶋のブログを見て頂きありがとうございます。


8月15日の今日は「終戦の日」です。
川嶋の祖父も当時は戦争に行っていました。

【終戦の日とは?】
第二次世界大戦終戦は1945年。8月14日にポツダム宣言を受諾し、
翌日の15日正午に大東亜戦争(太平洋戦争)における日本の降伏を
国民に伝えた玉音放送があったことから。


個人的に「記念日」って言う言葉を使うのに気が引けるのは私だけですかね?
「記念日」ってもっとハッピーな事に使いたい感じがします。

そんな、今年で70回目の「終戦の日」の今日、
今は亡きじいちゃん・ばあちゃんに、思いを馳せて…

祖父はとても厳しく、近寄りがたい存在でした。

祖父・川嶋静(しずか)は、川嶋が二十歳の頃に他界しました。
そんな祖父との子供の頃の思い出って、正直あまりないんですよね。。。

遊んで貰ったり、どこか連れてってくれたりとか…多分一度もないです。
厳しかった祖父とは対照的に、祖母(トンメ)はいつも優しかったですね。
夏はマクワウリを剥いて、孫によく食べさせてくれました。

祖父との思い出と言えば…
小さい頃、近所の友達と川でフナや鯉を捕りに行ってたら、
錆び錆びの自転車に乗って「コラーッ!こんな川で遊んだらアカン!!」って
めちゃくちゃ怒られた事は何度もありましたが(泣)

すごい怖いんですよ、怖かったんですよ…じいちゃん。

でも先日の帰省で母から聞いたんやけど、ひ孫には夏でも汗だくで
ベビーカーを押して散歩させたり遊んだりしていたとか…
孫とはあまり遊んでくれなかったのにね、なんでやねん じいちゃん(涙)

そんな祖父母が一度だけしてくれた戦争の話

同じ家に住みながら、食事する場所も生活空間も違った祖父と祖母なので
会話もそんなにした覚えがないんですよね。

でも一度だけ、中1の時に戦争の話をしてくれたんですよ。
その時の事を今でも覚えています。

川嶋一家は祖父が戦争に行っている間、祖母は
父の兄弟3人(当時は3人、その後2人生まれる)と福井市に住んでいました。

全国的にはあまり知られていないのですが、第二次世界大戦中の
1945年(昭和20年)7月19日の午後11時24分〜翌日午前0時45分にかけて、
福井市でも米軍により行われた福井空襲(ふくいくうしゅう)があったんです。

【福井市における戦災の状況(福井県)】
http://goo.gl/5Wbhj7

福井大空襲とも言われたりします。

この空襲の時、祖母がまだ産まれて間もない五ヶ月の
川嶋の父・整(おさむ)を抱えながら、父の兄弟を連れて
山の方へ走って逃げたおかげで助かったんです。(その後武生市へ移住)

祖父も、当時フィリピンでの激しい銃弾戦の話を熱く語ってくれました。
飛び交う銃弾で穴だらけのフィリピンの空港…それはまさに極限状況だったと。

その時祖父は膝に銃弾を受けてしまい、その後治療中に終戦を迎えたようです。
なので祖父の足は銃が貫通した影響で、両足の長さが違いました。

戦争から無事 家族の元に生きて帰ってくれた事に、70年後の今日
孫の雄司が勝手にじいちゃんの事を想って記事を書いても良いですか?

まとめ

戦争を美化したりはしませんが…今日の青空に浮かぶ夏雲のように
なんとなく記憶の中で あの時のじいちゃんの靴が浮かびます。

IMG_0849

川嶋家の玄関の一番右端に、いつも置いてあった高さの違う靴。
家の中ではびっこを引いて歩いていた祖父。
とにかく怖かったじいちゃん。

あの足じゃ、仕事するのも移動するのも日常生活も…
そして、孫が川で何か起きたら大変だと見まわりに出るのも
きっと大変だったんじゃないかと、今やっと想えたんです。

心配だったんだろうなー、じいちゃん。ありがとう。

そして孫の自分が今、とにかく元気で仕事が出来る事・仕事がある事に
感謝したいです。当たり前の事なんてないんだと今更ながら思いましたね。


今回個人的な事ばかり書きましたが…当時の事が懐かしくって
なんだかマクワウリが食べたくなってきました(笑)
では最後までお読み頂きありがとうございます。

一日一回、応援クリックお願いします!!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

マーケティング・経営 ブログランキングへ

The following two tabs change content below.

川嶋 雄司

代表取締役(株)旅月
1975年生、福井県高浜町出身。21歳の時 九州〜福井を自転車旅行した際、大分県湯布院町が気に入りそのまま移住。現在は大分県国東市在住。 大分県を中心に 山形・茨城・大阪・佐賀県・熊本県など、全国各地の旅館やホテルのネット集客のコンサル・WEB集客のサポートを展開中。 特にサイトコントローラー(手間いらず.NET・ねっぱん!++・TL-リンカーン)に重きを置き、現在国内外の宿泊予約サイト・自社ブッキングエンジンを使い多角販売をサポート。 以前旅館で勤めていた経験を活かして 宿泊施設様のお悩みや痒い所にお応えし、旅館・ホテルの売り上げUPに繋げております。

ピックアップ記事

  1. Go To トラベルキャンペーン丨ココに来て、ひょっとしたら楽天トラベルが撤退す…
  2. Relux丨「新型コロナウイルス感染症対策」表示機能をリリース

関連記事

  1. 川嶋雄司の独り言

    YouTube、再度はじめてみました。

    とりあえず毎日独り言動画を投稿して、YouTuberになろうかと思って…

  2. 川嶋雄司の独り言

    客室で使えそうなお水はペットボトルと缶、どちらがオススメなのかを考えてみた

    サービス品と考えると、個人的には缶の方が管理しやすくてオススメと感じま…

  3. 川嶋雄司の独り言

    訪日外国人観光客向け情報サイト「Cozy Japan」の宿泊部門が1/31で終了

    オンライン宿泊予約は終了しますが、今後は観光・飲食サービスの拡大へ今日…

  4. 川嶋の原点

    宿泊予約サイトが大好きな川嶋雄司プロフィール「川嶋雄司」ってどんな人?④

    初めての湯布院は寂しい夜でした。湯布院に行く前日、阿蘇瀬の本ユ…

  5. 川嶋雄司の独り言

    石畳のある温泉街・湯平温泉ってご存知ですか?│足立さんご夫婦から直接リサーチ!

    今回お話を伺ったのは、湯平温泉 宿潦ばん屋さんですご存知の方もいるかも…

  6. 川嶋の原点

    サポートさせて頂いております旅館さん、そして湯布院の恵みに感謝。

    湯布院とは19年のお付き合いなんです福井出身のボクが初めて湯布院に来た…

ご質問・ご連絡・お問い合わせはコチラ


多言語AIチャットボット&旅ナカアプリで 人材不足解消と顧客対応の効率化を実現!

最短5秒で一括返信!「くちこみクラウド」

LINE公式アカウントやQuerie.meを使って質問が出来ます

カテゴリー

サイトコントローラー「Beds24」2ヶ月間無料トライアルOK!!

ホームページ

𝕏(旧:Twitter)

「マーケティング・経営ランキング」で参加しておりますので、良かったらポチッとお願いします

  1. 川嶋雄司の独り言

    湯布院の街に賑わいが戻ってきました!
  2. talkappi

    【第二弾!】「talkappi (トーカッピ)」が新型コロナウイルス対策の多言語…
  3. MAPPLEトラベル

    まっぷる購入読者限定5%OFF│「まっぷるリンク」アプリが500万ダウンロードを…
  4. 川嶋雄司の独り言

    ●●とLINEする4歳の娘って一体…
  5. Booking.com

    今が変革の時!?│民泊新法がもうすぐ始まり、Airbnb一択から次のフェーズへ
PAGE TOP