Go Toキャンペーン

宿泊施設向け丨知ってて得する「Go To キャンペーン事業」を解説 Part.2


前例のない大規模キャンペーンは、価値観を大きく変える事でしょう

前回の続きです。


宿泊施設向け丨知ってて得する「Go To キャンペーン事業」を解説 Part.1
https://kawashimablog.com/yufuin/?p=35777


今注目の「Go To キャンペーン事業」のうちの一つ。
「Go To Travel キャンペーン」に付いて、再度調べてみました。

【「Go To Travel キャンペーン」とは?】
旅行業者経由で旅行商品を購入した方を対象に、旅行代金の最大5割(上限1人1泊あたり2万円)を補助するモノです。
補助額のうち、70%に当たる部分は宿泊や日帰り旅行商品の割引を行い、30%に当たる部分は観光地周辺の登録加盟店(地域産品・飲食店・観光施設など)で幅広く利用できる地域共通クーポンの発行をし、観光地全体の消費を促すことを目的としています。


今回のキャンペーン、最大半額とは言うモノの…実際のトコロ内訳はどうなっているのでしょうか?
「地域共通クーポン」ってどこで貰えてどこで使うの??

使う側(旅行者)も受け入れ側(宿泊施設)も そこはちゃんと理解・把握していた方が良いと思い、今回もBlogでその支援金の流れを追ってみたいと思います!

「Go To Travel キャンペーン」旅行代金の内訳とは?

国の補助金により、旅行代金の最大半額(1人1泊あたり最大2万円)の支援がありますが、その内訳をまだ把握されて無い方もきっと多いハズ…。
ココの分かりづらさ・ややこしさがちょっとミソなんですよね。

ざっと言うと、支援額の7割は旅行代金の割引クーポン、3割は地域で物産品の購入などに利用できる地域共通クーポンを想定しているようです。


では2020/6/16に、観光庁より配布された資料で支援額の内訳をチェックしてみましょう!


具体的な利用イメージ
ケース① 1人1泊2万円の宿泊代金の場合

①旅行代金/宿泊代金 2万円のうち最大50%の1万円を支援
②支援額1万円のうち、70%(7千円)を旅行代金から割引
③支援額1万円のうち、30%(3千円)は地域共通クーポンとして付与

旅行代金は実質1.3万円(2万円-7千円)、そして3千円の「地域共通クーポン」が貰えます。

具体的な利用イメージ
ケース② 1人1泊10万円の宿泊代金の場合

①旅行代金/宿泊代金 10万円のうち最大50%の2万円を補助
②支援額1万円のうち、70%(1.4万円)を旅行代金から割引
③支援額1万円のうち、30%(6千円)は地域共通クーポンとして付与

旅行代金は実質8.7万円(10万円-1.4万円)、そして6千円の「地域共通クーポン」が貰えます。

※上の資料の料金イメージ「②1人で1泊10万円の場合」は、補助金額は旅行代金の半額の5万円ではなく、1泊の上限である2万円が支援額となります。

1泊2食付き 1人2万円の温泉施設に宿泊する場合の一例

再度おさらいとして、上記で言うトコロの①のパターン(①旅行代金/宿泊代金 2万円のうち最大50%の1万円を補助)を、参考資料を見つつ具体的なお金の流れを確認しておきましょう。

②支援額1万円のうち、70%(7千円)を旅行代金から割引
③支援額1万円のうち、30%(3千円)は地域共通クーポンとして付与


④地域共通クーポン利用

この資料の右側。
「旅行先の土産物店」「飲食店」「観光施設」「アクティビティ」「公共機関」等は、宿泊して付与された「地域共通クーポン」をココで利用して貰う事で、「Go To Travel キャンペーン」のクーポンの恩地をやっと受けられる事になります。

こうやって見ても「Go To Travel キャンペーン」で重要な位置づけは、間違いなく「宿泊」と言えますね。

地域共通クーポンの利用イメージ

「Go To Travel キャンペーン」を通して宿泊し、得られた「地域共通クーポン」ですが、現時点では紙か電子媒体(スマホのQRコード)で発行される予定です。


今のトコロ旅行先で幅広く使用できると言われている「地域共通クーポン」ですが、額面は1枚1,000円単位で発行し、お釣りは出ない方向で検討しているようです。

なので地方の旅館組合・観光協会などは、宿泊単体だけで物事を捉えず。
宿泊先周辺のお店で「地域共通クーポン」を利用して貰いやすい流れを作るべきとも言えます。

さいごに

過去を少し振り返ると、4年前にあった九州「ふっこう割」の予算が約180億でした。

今回「Go To キャンペーン事業」の予算は1兆6,794億円。
その内「Go To Travel キャンペーン」は1兆3,500億円と、「ふっこう割」の約75倍の予算になります。


現時点で予想される事は「ふっこう割」の時と同じように、人気のエリア・割と高単価な人気の施設から順に埋まっていきそうですね。

あと「Go To Travel キャンペーン」において、旅行代金の最大半額補助。
そして上限が1名1泊あたり2万円ですので、4万円前後の宿泊プランが一番人気が出そうです。


更に今回連泊制限や利用回数の制限は設けられていませんので、連泊での滞在も増える事でしょう。
この大規模キャンペーンはコロナ禍によるダメージやマイクロツーリズムなんかすっかり忘れて、「旅行」「宿泊」そのモノの価値観を大きく変えてしまう可能性はあります。

ちなみに「Go To Travel キャンペーン」、旅行業者はなんと約10,000社。
旅館・ホテルなどの宿泊施設は約50,000施設。
地域共通クーポンの加盟店数約100万店舗の参画を見込んでおり、夏が近づくにつれてここぞとばかりにメディアや報道等もガンガンPRしてくるかな?


さて、「Go To キャンペーン事業」が始まるまで まだ50日程あります。
間違いなくそこが日本の宿泊業界の大きな分かれ目になりますので、今出来る事を模索して しっかり利用して貰える準備を整えましょう!



GoToトラベルキャンペーンに関する事業者からの問合せ先
観光庁総務課 TEL: 03-5253-8321(直通)

Part.3へ続く


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川嶋 雄司

川嶋 雄司

代表取締役(株)旅月
1975年生、福井県高浜町出身。現在は大分県湯布院町在住。21歳の時、九州〜福井を自転車旅行した際に大分県湯布院町が気に入り、そのまま移住。 現在は由布院温泉エリアを中心に、箱根・山形県・佐賀県など、旅館やホテルのネット集客のコンサル・サポートを展開中。 特にサイトコントローラー(手間いらず.NET・ねっぱん!・TL-リンカーン・Beds24)を愛用し、現在20予約サイト・3自社予約フォーム・4サイトコントローラー・1プラン一括管理ソフトを使い、多角販売をサポート。 以前旅館で勤めていた経験を活かして 宿泊施設様のお悩みや痒い所にお応えし、旅館・ホテルの売り上げUPに繋げています。

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