宿泊の一歩先へ
先日、Booking.com（https://www.booking.com）が日本でアクティビティ・体験予約に参入すると発表がありましたね！
すでに世界40か国・地域で展開されている体験・現地ツアーなどの検索・予約機能「Booking Experience（ブッキング・エクスペリエンス）」の運用を、訪日観光客数No.1の東京から開始するモノになります。
今回、東京で始まったアクティビティ・体験として提供されるアトラクションや観光スポットですが、現在のところ、江戸巡り・茶道体験・エンターテイメントショー・人力車ツアー・富士山日帰りツアー・博物館・アトラクション施設などが対象のようです。
Booking Experienceの使い方とは？
Booking Experienceは、対象都市（現在は東京だけ）のホテルをBooking.comで宿泊予約をしたユーザーに、チェックイン日の約2週間前に本人だけ有効なQRコード付きのメールが届く仕組みです。
対象都市で宿泊予約をしたユーザーには、事前登録した自身のクレジットカードに紐づいたQRコードがメールで送信！
該当する観光施設では、QRコードをスマホ上に提示することで入場が可能となり、購入も完了。
優先入場や特別価格の提供も実施されます。
ただし、オンライン上で事前の決済や座席確保には対応されていません。
そのため、”当日定員に達している商品は掲載しない”方針だと言います。
Booking Experienceが他のアクティビティ予約ツールと大きく異なる点は、他サイトに誘導されることなく、全プロセスがBooking.comのサイトやアプリ内で完結されるところにあります。
こうしたコンテンツ開発をすすめ、今年末までに関西地区に展開も視野に展開していくようです。
※Booking Experienceは現在43言語で提供
対象都市は、アムステルダム、バンコク、バルセロナ、ベルリン、ブダペスト、コペンハーゲン、ドバイ、クアラルンプール、リスボン、ロンドン、オスロ、パリ、プラハ、ローマ、シンガポール、シドニー、東京、ウィーン、ワルシャワなど。
この夏、Booking.comが宿坊施設の企画運営を行なう会社と提携！
伝統社寺の文化体験観光や宿坊施設の企画運営を行なう「株式会社和空」は、今年の2018年7月18日から、寺社を活用して宿泊・体験施設として提供する新サービス「テラハク」（https://terahaku.jp/）を開始します！
これに合わせ、Booking.comが販売のパートナーシップを締結したと発表がありました。
これによりBooking.comでは テラハクで準備する約100軒について、世界43か国語で順次掲載。
世界の旅行者に向け、日本の寺社での宿泊体験を提供されると言う訳です。
今回の登録施設の中には「株式会社和空」が新規で開発した、1300年の歴史を持つ滋賀県の三井寺（園城寺）境内にある塔頭での宿泊体験もあると言います。
今後両社は寺社のテラハク登録を促進し、3年間で約1000軒に増加させる方針のようです。
さいごに
今回Booking.comは、自社で完結するアクティビティ予約。
そして他社と提携するテラハクと、両方インバウンドを意識したサービス拡充を発表した訳ですが…。
ボクも実際に試してみたいと言うか、もちろん日本人も使って良いと思うんですよね。
新しい価値を創造・発見し、これから東京オリンピック前も後も日本での宿泊体験や滞在で盛り上がりそうな予感がしますね！
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